TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2024 in 渋川 伊香保

うーん、いろいろな意味でひどい一日だった。

土曜日。
前日レッキを行い、さくっと片付けて、露天風呂と伊香保散策。

日曜日。

SS1、2.4km。
口あんぐりのドライブ。
ウェットで怖いらしいけれど、「レッキしてるの??」というスピードで、トップに27秒負け?!。
後ろの車にも20秒負けている。

SS2、5.0km。
SS1のペースではラップされそうなので、後ろの車に「追いついたらすぐ譲るから、そうなったらゴメンね」とあらかじめ言っておき、本人にも「同じペースだと追いつかれるかも」と伝える。
それを聞いたからか、SS1よりはマシに。トップに28秒遅れだけど距離はSS1の倍だから差は半分ってこと。

SS3、600m。
公園内のショートSS。

思い切りGがかかった状態で480度回るような場所で、ステアリング切ったままアクセルをずっと踏み続ける。
「シャフト折れるんじゃないの?」と思ったが、どうせ言っても「大丈夫」だし…

そして、案の定シャフトは折れてリタイヤ。

そして、その後がさらにひどかった。

任意保険のレッカー特約を使おうとしたら、まず保険会社の連絡先がわからない。そして数時間かけてやっと証書が見つかったら、レッカー特約をわざわざ外してあるので使えない。

ドラシャを貸してくれる人を見つけて(もらって)交換はじめれば、ブレーキキャリパーを外して??、その後手が進まない…

そもそも、あぐらかいて作業する人初めて見た…

だが、交代して私が外すことにしても、バールでこじってもどうにも抜けない。

トヨタ大学校の富士本君、岡野君にやってみてもらったが、日が暮れ8時すぎるまで作業しても抜けず。

9時過ぎまでありがとう…

結局、平塚にキャリアカーで迎えに来てもらって帰る。

TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2024 in 恐竜勝山

今年、2回目のTGRラリー。

奇跡的にコンマ以下まで同秒でSS1の順位の結果なんとか3位に滑り込み。

スタート前に車の制御が切れずに、ひと騒動。
結局、今まで切れたつもりになっていただけだったらしい。

そして、何度言ってもシートベルトをきちんと締めることができない板倉。
「大丈夫」と言って、今回もSS1前に注意される。いいかげんにしてよ。

SS1スタートして1kmでアンダーで右フロントを縁石にヒット。
「ゆっくり走るから大丈夫」じゃなかったの?

ステアリングセンターもずれ、外から見ても明らかにアライメントは狂っている。

サービスで一人でアライメントを直している最中に、「弁当どうする?」とか、お気楽に話しかけてくる。本当に作業の邪魔しかしない。

その他にも、ひどいことがいろいろあった。

失敗したとか、できないは仕方ないけれど、言っていることを「大丈夫」と無視して車壊すのは勘弁してほしい。
お気楽適当にアクセル踏むのを楽しみたいなら、一人でミニサーキットの走行会にでも言ったほうがいいんじゃない?

TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2024 in 八ヶ岳 茅野

板倉の復活2戦目。
ダートの林道SSがあるということで、ダートが速い板倉ならそこそこ行けるんじゃないかと期待。
前回の成績からすると、6番手以内は狙えそうな気がする。

タイヤはDUNLOP 88Rを選択。

土曜日にレキと前日車検。
当日でも不可能ではないスケジュールだけれど、前泊しないと体は持たない。

昔、関東線でスタート会場となっていたおぎのやで釜飯を食べ、サービス会場で荷物をおろして、レキに向かう。

普段の運転でも心がけているらしく、Rの表現については、大ハズレは無い。
まあ、距離や補助語はこれからかな。2戦目だし…。というか、そこまで行くのかどうか。

レキ後、宿に向かい荷物をおろしたら、茅野市街にとんぼ返りでウェルカムパーティー。
任意参加の有料パーティーだけど、板倉さんのたってのご希望で。
夕食はいただけたし、抽選会に2人とも当選したので、十分満足。

日曜日、本番。

沿道にも、すごい数のギャラリーが。
全日本でも、こんなにいない。
豊田ラウンドだけかと思ったら、そんなこと無いのだね。
スター選手は相川翔さんくらいしかいないので、逆に全車に暖かく手を振ってくれる。

全コースは、舗装1.65km上り、ダート3.53km上り、舗装0.31km公園内パイロンコースを2ループ。

SS1の舗装は、ベストから5秒落ちの7番手。
板倉の苦手な舗装だし、大きく負けなければ良し。

SS2のダートは、ベストから4.8秒落ちの3番手。
順調と言って良いんだろう。

SS3は、300mのパイロンコースなので、大失敗しなければ、ほとんど差はつかない、ベストから1秒落ちの3番手。

そんな感じでSection1終了。
SS1のタイムが出ていないので正確なところはわからないけれど、1ループ目と同じように走れば3位は狙えそうと考えながら2ループ目に。

そして、2ループ目も同じように走れたので3位。

リザルトを見ての展開は、1、2位には20秒程度離され、4位とは4秒差と想定通り。その後はまた20秒近く離れている感じ。

車も人も性能的には十分なので、成績上げるには「どうすれば速く走れるかをちゃんと考えられるか」次第だなあ。難しそうな気もするけど…

まあ、板倉さんは満足したようでご機嫌だったし、私も楽しめたので良し。

なお、主催者発表では、2万人のギャラリーがいたそう。
でも、この規模のお祭りを全日本ラリーでできるかといえば無理だよなあ。

  • Series: 2024 TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 第3戦
  • Event: TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2024 in 八ヶ岳 茅野
  • Date: 2024年4月20日〜21日
  • Place: 長野県
  • Result: C-4 3位 Dr.板倉弘和
  • Official Result: rc2024_rd3_result_240422.pdf

TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2023 in 豊田 class-C

30年モータースポーツ出場から遠ざかっていた板倉の復活戦。

ラリーやりたいと言うので、新車買って、私が横に乗ってお手軽TGRラリーチャレンジを目指す。

基本車両製作はスマッシュでお願いし、細かいことはまあセルフで。

車完成の目処がたったところでRd.10に申し込むも、キャンセル待ちのまま不受理。

最終戦(Rd.11)豊田ラウンドは申込みから激戦が予想されるので、申込み開始時刻と同時に記入開始、記入完了の3分後に「申し込み」ボタンを押すも、画面に表示されたのは「キャンセル待ち」の文字…

テスト@成田カートランド

車もほぼ完成したので、「ぶっつけ本番も楽しいかな」とかほざく板倉を成田カートラウンドに引っ張り出しシェイクダウン。

走行3000km、A035新品。まるで本気のようだ…

車に慣れてもらうことと、タイヤの空気圧を変更しながら走って差を実感してもらう。

もともと運転のセンスはあるので、いろいろわかったいただけたようだ(リップサービスでなければ…)。

まあ、私も横浜A035は初めて使うので、波積さんからいただいた情報をベースにいろいろテスト。

新品タイヤはけっこう減ったけれど、まだ本番にも使えるレベル。必要経費でしょう。

当日早朝レッキ

キャンセル待ちから、受理となり、いよいよラリー当日。

(サービスのいない人向けの)プライベートテントを利用しているのは私達と、86の鈴木選手のみ。うわあ、盛り上がりはすごいのだなあ。

鈴木選手のボンネットにはFORUM-1、フェンダーにはRIKOSEIの文字があったので「うへ…」と思うが、向こうもリアドアのSMaSHを見て同じように感じていたらしい(笑)

一緒に過ごしながら仲良くなれたし、次も一緒に遊べたら良いですね。ウチは次もきっとプライベートテントです。

まずは、レッキから。

最初は河原の広場を使ったSS3から。
レッキも1度だけ練習したけれど、予想通り地獄への道を記したようなペースノートができあがる。
まあ、読んでもそのとおりに走れるわけではないし、ひどいところだけ治してあとはこのノートで走っていただくことにする。

そして、山のSS1へ。
うん、これも、まあいいや…
「見たなりで走ってね。危ないところだけは言うから」みたいな感じ。

SS2は、なんとトヨタ研究所内のテストコース。
豊田スタジアムもすごいステージだけれど、ここを走れるのも超貴重な経験。
出来上がったノートは、コース図を文章に落としこんだプラス、数カ所のラインのリマインド。

SS4は、今回の目玉の豊田スタジアム。
ここは、なんと完熟歩行。
板倉はスタンドの写真を取りながらお散歩。
いや、せっかく目の前に雅之さんがいて、いろいろ教えてくれているというのに…
まあ、それなりにコースのポイントは抑えたようで、それを紙に落とす。

ボロクソ言っているようだけれど、初めてのペースノート作りだから、こんなものでしょう。
本気になっていくなら、ハードル上げていきます(笑)。

そして、受付して車検。
大物パーツの組み込みはお願いしたけど、それ以外は全部自分で準備したので忘れていたりするものがないかかなりドキドキ。
ラリーに出る車両を自分で準備するなんて、私も30年ぶりだものねえ…
案の定、フロントの牽引フック付け忘れてました。まあその場で付けて終わりで無事通過。
これで半分は、お仕事完了の感。

いよいよラリー本番

SS1 SHIRAHAMA PARK

河原の広場、後半ダートの1.4km。
舗装部分では、アンダー出したり、360度でシフトミスして止まったり、トップから11.7秒落ち。
多分、大失敗のみでも5秒以上のロスで13番手だけど、むしろビリじゃないのがTGR、という感じ。

SS2 IMOJIGAMA

唯一の林道2.15km。
トップから13.8秒落ちで9番手。
キロ6秒とは、思ったよりは差がつかないね。
みんな林道はそんなに踏まないのかな。
有視界走行な感じにしては、頑張りました。

SS3 SHIN IYADA

トヨタ研究所内ダートコース1.18km。
数カ所のマイナーミスはあるものの、なんとトップから3.3秒落ちの4番手。
さすが、元ダートラ屋さん。

SS4 TOYOTA STADIUM SSS

豊田スタジアム1.05km。
トップから8.8秒落ちの12番手。
たいして失敗はしていないけれど、こういうところは、もう車に乗り慣れている人との差が歴然という感じなのかなあ。

20年の時を経て蘇ったボンネットのAntelopeステッカー。

パチもんじゃない、オリジナルだよ!!

トータルのリザルトとしては、ダートで稼いだ分で10位には入りました。

まあ、こんなものでしょう。

今回の結果だけを見れば、ちょっと練習して慣れれば6位以内は行けるかな、という感じですかね。
車の競技にはお金もかかるし時間も必要なので、やる気になればですけど。

3位以内は、頑張ればってことで。

まあ、楽しい週末が過ごせたのでよかった、よかった。

雑感

表彰式でアナウンサーが柳本さんに「今回も自走ですか」と驚いて見せていた。確かに東北は遠いけれど、積車で来るのが当然のイベントなんだねえ。
間口が広いのか、狭いのか?

個人的には豊田スタジアムのSSSとかまったく関心が無く、山を走ったほうが楽しいのだけれど、ほとんどの人が目玉の豊田スタジアムに注目、期待することは理解できるからよかったんじゃないかな。ちょっとSS総距離は短めだとは思うけど。

エントラントアドバイザーのタバードを付けた経験豊富なコ・ドライバーの女性(意図的?)が要所にいらして、不慣れなエントラントにしっかり気配りをしていたのが、とてもよかった。

彼女たちのおかげで、私もアウェイ感が薄まったかな

複写式のタイムカード、もう10年以上ぶりくらい。全日本でも見ないけれど、TGRならではかなあ。
うん、いいことだ。

ホスピタリティーについては、日本のラリーで最高峰なのは間違いない。
が、それはあくまでもトヨタの看板を背負った豊富なバックアップ(円以外も含む)があってのこと。
それが無くなったら、このレベルは無理だろうし、エントラントも激減な気がする…
末永くサポートしてくださいますように。

なんとクレデンシャルが無かった。俺のコレクションがあぁぁぁ。

フランク・ロイド・ライト展

一緒に豊田市に行く友人から、たまたま豊田市美術館でやっていたフランク・ロイド・ライト展に誘われたので行ってみた。

入場券はシンプル。これはデザインかな?

市立美術館としては驚く立派な美術館。税収入の力に今更ながら驚愕させられる。

フランク・ロイドについては、建築自体に造詣が深いわけではないので、日本と関わりが深く、自由学園や帝国ホテルの設計を行ったくらいの予備知識しかないのだが…

まず、観覧者に若い人が多いのに驚く。みんな建築を志している人たちなのだろうか。

もちろん、彼自身の業績なども非常に興味深いものだったけれど、私の興味の半分は、この展示会自体の構成とか、使われているタイポグラフィ、そして建築物の模型そのものに持っていかれた感じ。

過ごした時間については十分満足だったので、それはそれで悪くないよね。

常設展も見たけれど、アートそのものの素養がかけている私には、残念ながらあまり響くものがなく…

明日のイベントのコンセプトもこれで達成。

ヤリスをスマッシュ入庫

一度預かっていたショック、LSD、シートベルトを積んで、スマッシュ入庫。


その他のパーツもほぼそろっているはず。
とりあえずのラリー車になるまで20日程度。

せっかくなので行く途中にTRSによったけれど、小山さんいなかったので、私そびれていた廃車証明書だけポストに入れてきた。