「新年度が始まって忙しくなる前に温泉に行きたい」という妻の要望で、温泉巡りの旅。
春の訪れを感じに西に行くか、終わりつつある冬を感じに北に行くか悩んだけれど、今年も雪はあまり見ていないので南東北を巡る旅に決定。
初日、米沢の南、小野川温泉を目指す。
そんなに寝坊はしていないが、結局出発が正午ごろになってしまい、その上、道は年度末のせいか大渋滞。
東北中央道を米沢で降りたときには17時を過ぎていた。
温泉街散歩をしようかと思っていたが、ちょっと遅すぎる。
もっとも、平日は散歩をするほど賑やかでもない感じの町並みかな。
初日の宿は河鹿荘。
それほどこだわらずに値段で選んだ宿だったけれど、これがどうしてかなり良い。
外装こそは、それなりに時間が経過しているけれど、中はきれいで掃除も行き届いた昔からの和風旅館。
窓から見える中庭の池も良い感じ。
風呂は男女別の入れ替え制で、午後8時と午前8時に入れ替えなので、明るい時間、暗い時間どちらも楽しめる。
温度はちょっと熱めだけれど、露天のぬる湯なら1時間でも浸かっていられそう。
露天風呂は湯船の真上にのみ屋根があり、屋根から落ちた雪が湯船の周りに残っているのも風情が合って良いし、星もよく見える。
夕飯は、米沢牛のすき焼きをメインにした献立。
もう運転しないでいいので、日本酒飲み比べをいただく。
きのこ山菜の炊き込みご飯をお変わりして、お腹いっぱい。