昨年同様白骨温泉に立ち寄ってから始まるハイランドマスターズ。
金曜日 レキ
使う道は去年と同じで、そのうち逆走の3箇所は新規にペースノート起こし。
それ以外は、去年のノートをアップデート。
夜、諸事情で久々に他の人のノートをじっくり見せてもらえる機会あり。
某一流ドライバーの流儀のノートだけれど、たぶん国内で広く使われているものとだいぶ雰囲気が違う。
もちろん、これで早く走れるのだからよいノートなんだろうけれど、かなりのドライビングスキルがある前提のノートだとも思う。
西川くんからも、我々のノートの講評をいただいた。彼は「勉強になった」と言われても、からかわれていると感じたようだが、そんなことはない。自分と違う視点があればいくらでも参考になる。
いろいろ勉強になった夜だった。
土曜日 DAY1
鶴岡さんが全日本ラリーに出はじめて、2年。
今までも十分楽しかったけれど、そろそろ上を目指してよい頃ということで、今回の目標は8位以上、トップからのタイム差キロ4秒以内。
私もいろいろ頑張ってみることにする。いままで適当にやっていたというわけではないけれど…
目標をたてたけれど、発展途上なので基本的には自分との戦い。SS1つごとに少しずつでも良くなっていけばよいのだけれど。
大山線の入り口に、日帰り温泉と素敵な滝があるのに初めて気が付いた。今度妻と来よう。
そして、Section 1を終わって、10番手、Section 2を終わって9番手。
順位は上がっているけれど、これは、リタイヤ車2台の結果。まあ目標順位はそれ込みでの計算だから、あと1つ上がれば目標達成だけれど、1分20秒と自力で上がるのはかなり厳しい。
むしろ、常に10秒差以内で追っかけてくる阪口マーチから逃げるので精一杯?
そんな感じで、DAY 1終了。
日曜日 DAY2
尚からウェットタイヤのセッティングを聞いて、それに合わせてスタート。感触はかなり良いようだ。
SS7, 8とも順位自体は変わらないものの、上とのタイム差は減ってきている。
SS9は、SS3, 6の逆走だけれど、どうやらこの道は不得意なようで他に比べてタイムが悪いのは相変わらず。
午後は、路面もだいぶ乾いていたのでドライタイヤをチョイス。
が、空気圧を勘違いして、SS10はタイムダウン。
そしてエアーを落としたSS11は、感触を修正しきれずスピン。
SS12では、私がインカーカメラの操作に手こずり、スタートのカウントダウンを失敗して遅れるという、なんとも尻すぼみな終わり方。
あ、でも、SS12のパイロン1本目はとても上手に回りました。2本目は…だったけど。
結果9位、トップからのタイム差キロ4.7秒。
うーん、なかなか目標には届かない。というか、絶妙な目標設定?
何よりも2本目でタイムアップしたSSが1箇所と少ない。
もちろん、このクラスでは2本目でインカットでの砂利の掻き出しによる路面の悪化の影響もあって、他の車もタイムアップできていないところはあるのだが、それにしても1箇所のみのタイムアップは少ない。
運転自体は悪くないように思えるのだけれど…
まさか、鶴岡家の血なのか??
でも、学びの多いラリーだったようで良し。
今年も1年間頑張りました。
たぶん着実に進化はしているはずなので、来年こそは目標を6位に据えられるようになりましょう。
- Series: 2024 JAF 全日本ラリー選手権 第9戦
- Event: 第51回 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ 2024 supported by KYB
- Date: 2024年10月18日〜20日
- Place: 岐阜県高山市周辺
- Result: JN5 9位 Dr.鶴岡雄次
- Service Crew: 鶴岡恭子、西川真太郎、福島賢大郎、岡野亘輝、富士本侑汰
- Official Result: https://mcsc-rally.net/highland-masters/wp-content/uploads/2024/10/MCSC2024_RESULT_FINAL.pdf