M.C.S.C ラリーハイランドラリーマスターズ 2025 supported by カヤバ

移動日

今年最後のラリーに出発。

ちょいと、今回は新しいことを試してみることにする。

鶴岡さんは、今回新車のレヴォーグで来たのだが、車にあまり興味のない私は、インプレッサとの区別に正直つかない…

往路では、松本ICを降りて、あずさ街道沿いのレストラン十字路でランチ。鶴岡さん、こういうレストランの嗅覚すごいな。

そして恒例の白骨温泉に。

昨年も寄った煤香庵。
一昨年寄った、白骨温泉公共野天風呂は木曜日定休日になってしまったようだ。ということは、ハイランドの往路ではもう入れないのかな。残念だ。

現地に着くと、すでに車は降ろされやることはほぼ終わっている。
もう還暦なので、休み休みじゃないとつらいのです、すみません。

ということで、いつもの宿、三枡屋に。
お食事がおいしいので、たぶん、みんなお気に入り。

飛騨牛、いただきます。

レッキ日

レッキ受付開始は7:00ということで、宿で6:00に朝食をいただいてから出発。
いつも、無理を聞いていただいてありがとうございます。

当初、福島アクア号でレッキと言う話があったが、私が強硬に拒否したので新車のレヴォーグで行くことに。

拒否した理由は、タバコを吸わずにラリーをしてみたかったから。
福島号だと遠慮なく吸えちゃうからね。

しかし、レッキ受付開始7:00で最初の「青屋上り」のオープンが7:20。
いや、無理でしょ…
まあ、オープン時間に行かなければならないわけではないので、問題があるわけではないのだが、こういうスケジュールにすると、暴走を誘発しかねないよ…

ということで、マイペースで青屋に向かいレッキ開始。
ここは、唯一、以前のペースノートがないところなので、起こす。
道は苔と泥でとても滑りそう、危ない。
レッキですでに側溝にタイヤを落としてる人も…

そして、「駄吉下り」。
初めてのハイランドでくるりと回った場所。
その時のノートをもとに修正を入れていくが、結構数字の修正が入る。
「自分自身のノートが固まってきたのかな」と思っていたら、2回目で元の数字に戻るところも…

「無数河-アルコピア」を過ぎて昼食、のはずだが、配布してくれるはずの弁当車がまだ来ていない。

ようやく弁当車が来たのは、オープン15分前くらいで、スタート地点まで行って食べようと「牛巻下り Short」に向かうと、もうオープンしている…
食べかけたおにぎりを押し込んでレッキ開始。

「あたがす」には、道案内しなくても行けちゃう。3年目になるとさすがです。

そして、「アルコピア-無数河」で特に問題もなくレッキ終了。

レヴォーグのレッキは快適でした。

サービスパークに帰ると、車検も滞りなく完了。

そして、夕飯は今日もおいしい飛騨牛。

禁煙40時間経過、タバコなんてなくても生きていけるんじゃね?

Day1

今日も、朝食を7:00に宿でいただいてから出発。
ちゃんと眠れると、パフォーマンスは高いはず。

昨年同様、市役所でセレモニアルスタート。
ちょっとここで、アクシデント。

正直言えば、オフィシャルが手のかからないようにと気をまわしていたのが失敗のもと。
んー、もう気を遣うのやめようかな。

そして、高山の古い街並みを抜けてラリーコースへ向かう。街中にも去年よりラリーを気にしている人が多い感じ。

そして、いきなりSS1「牛牧下り Short」に着く直前にエンジンチェックランプ点灯。

そして加給が全くかからずSS1を終える。
即、サービスに連絡。
とりあえず、バッテリー端子を外してみるが治らず。

SS2「あたがす」前では、鈴木尚車もインカム不調なようで、島津さんがサービスに「のど飴買っておいて」と連絡している。
それを知った私は、手持ちののど飴を島津さんの横でうっかり落としてしまった。

SS3「アルコピア-無数河」の前で「加給がかからない」話をしていると、高橋悟志さんより「ここが原因です」との指摘をいただく。
コネクタ根元の配線が切れている。そのせいでで風車は回っても、すべて外気に逃げてしまっていたようだ。
彼も同じトラブルで苦労していたらしい。

写真じゃよくわからないけど

再び、即サービスに連絡。

SS3を終えてサービスに帰ると、準備は終わっていて一気に修理完了。

かわいそうなのは、同じZC33スイフト(ノーマル車)に乗ってきた島津さんで、のど飴のかたに、配線を取られることになってしまった…

そういえば、去年のモントレーでヤリスのバンパーやっつけたときも、ドナーのヤリスから外すのはサービスみんなノリノリだったなあ。

修理が終わったら、奥様の愛あるお掃除。

そしてSection2。

加給がかかるようになった鶴岡さんはご機嫌。
そのせいかSS4は意外なまでに好タイム。トップの悟志さんからキロ1秒も離れていない。
特に怖い感じはなかったし、やればできるじゃないですか。

が、SS5「あたがす」フィニッシュで、「前の車見ませんでしたか?」と言われる。
前は鮫島/船木組だけれど、リタイヤ車どころか、ブレーキ痕すら見ていない。
そして、そのあと後ろの須藤さんと話しても、「見ていない」という。
かなり心配したけれど、8分後(SS5の所要タイム以上)もSSが継続されていることをRally Streamで確認でき、無事?見つかったんだなとほっと一息。
Day1の終わりには、船木さんの元気な姿をサービスで見ることもできた。

でもね、加給がかかっていなかったはずのSS3よりも、加給がかかっていたSS6のタイムが悪いのはなぜでしょう…

ただ、SS3、SS6ともにギャラリーの見ている広場のサイドターンはとてもお上手。
ラリー北海道でも、ちゃんとできていたけれど、ダートラ場に練習に行った甲斐があった?
もう僕が右手を使うことはないでしょう。

とまあ、Day1完走。
Section1の遅れで大きく引き離されてしまったが、Leg2のスタートリストはそこそこ考慮してくれたようで、ひどく後ろに下がることはなかった。

そして、タバコ無し生活実証実験終了。
タバコ吸わなくても、順調にラリーできた。
ということで、満足して、帰りのローソンで一箱買う。

Day2

またまた、朝食を6:00に用意していただき、即出発。

SS7前の川の水はきれいで、そんなに降ってはいないはずなんだけど…

昨晩からの雨で、レッキよりもコースコンディションが悪化していると予想されるSS7「青屋上り」。

案の定ひどい状態で、「ヤバイ」という言葉がふさわしい。
そして、真正面の道の外に、自分の手でカラーリングした車の側面を見ることに…

フィニッシュした後、即サービスに連絡する。

SS8「駄吉下り」もやはりひどい状態。
青屋ほど泥は出ていないものの、すべて下りなので危険度はある意味大きい。

そして、この2本ともなんとルマン覇者の荒選手より速いという快挙。
ここだけ取れば一生自慢できますね。
と言っても、2周目は思い切りぶっちぎられましたけど。次元が違うほどに…

リエゾンで、サービスパーク前を通るレイアウト、いいね。

SS9「無数河-アルコピア」では、雨の気配もあったけれど大きく降りだすこともなくサービスイン。

2周目。
なんと、3つのSSすべてでタイムダウン。
コンディションは悪化したというほどではなく、他は皆タイムアップしている。
ということは、最初の2本は、他のみんなはちゃんと路面の履けているところを通ったということかとも思ったけれど、「無数河-アルコピア」は路面状況はあまり関係がないはず。
これは、要原因追求というところですね。

まあ、最終の「無数河-アルコピア」前までは、「次回につなげるためにきちんと走りましょう」と言っていた私が、直前になって「ここ走り切れば3位確定なんだから、大事に走りましょう」なんて言ったせいかもしれないけど。

そんなわけで、無事完走、今年2回目の3位。

無事?帰還。だれがとってくれたんだろう??
ラリー終了後、パルクフェルメにて、荒選手に並んで写真いただきました。

表彰式にも呼んでもらうことができました。

帰りは、いつもの平湯で、汗(かかなかったけれど)を流して、朴歯焼きをいただき帰還。

シリーズ5位もたぶん確定して、JAFの表彰式にも行けるでしょう。
おめでとうございます。

私も、今年も鶴岡夫妻と楽しい旅行ができたので大満足です。

そして、今回も応援に来てくださる、鈴木尚のご両親からトマト頂きました。ありがとうございます。

  • Series: 2025 JAF 全日本ラリー選手権 第8戦
  • Event: M.C.S.C ラリーハイランドラリーマスターズ 2025 supported by カヤバ
  • Date: 2025年10月17日〜19日
  • Place: 岐阜県
  • Result: JN4 3位 Dr.鶴岡雄次
  • Service Crew: 佐藤智紀、福島賢大郎、田邉優汰、鶴岡恭子
  • Result:

RALLY HOKKAIDO

出発

今回は、ちょっと飛行機の出発時刻が遅いのでだいぶ楽。
羽田のパン屋で、モーニングを食す。

帯広に着いたら、レンタカーを借りてさっそくミスコース。
延々南へと進み襟裳岬。拓郎ファンとしては足を運びたかったところ。

まさに、「何もない」

帰路に牧場のアイスクリーム。
が、カムイの時に知った北海道夏のアイスクリームラリーは、1週間前に終わっていた。残念。

北愛国サービスパークについたのは午後3時過ぎ。車は全部トレーラーから降りて、4t車もサービステント化していた。
まあ襟裳岬に行くために朝7時台の飛行機に乗ったので(うん運賃が安いとかいう理由じゃないと思う)、そこいらへんは許してもらおう。

無事受付を済ませて、あとは私の仕事は書類の確認程度。

夕食は歩いて10分ちょいのいつもの居酒屋。
車に乗れる人数が半端なので、私は徒歩でクランベリーによってふたたびソフトクリームを食べ、ケーキをお土産に買う。

レッキ

今回は、レッキはOtofuke Reverseから。
オープンは9:10ということで、宿で朝食を食べていける。
と、てんこ盛りの朝飯。
久々にたらふく食べての一日のスタート。

Pawse Kamuy Short。
この向きで走ったのは、尚のDC2の横が最後だろうか。
ということで、ペースノートは新規に起こす。

Rikubetsu Long。
毎度おなじみ、陸別。
ここはもう20年以上前のWRCから変わらない。
だいぶ草が無くなって視界は変わったけれど、たぶん頭の中でペースノート作れそう…

Yam Wakka Reverse。
10年以上前に走った気もするが、そんな前の他人のノートを起こして使うわけがない。
ながーいけれど、たっぷり寝たので集中力も途切れず。

SSS Ikeda。
ここも使い始めた2年前と変わらず。
ウェットにならないといいなあ。

と、5か所のSSは、毎年向きが変わるだけで同じ道。
同じ道なら、そろそろペースノートの制度を上げるだけではなく、速く走るための付加情報を入れるようにすると、もっと落ち着いて速く走れるかも。
自分のことだけを言えば、別の道も走りたい、やることは増えるけど…

そして、最後にいつものGSに寄って洗車。
私は、ここがお気に入りなのだけれど、ほかにももっと良いところがあるのかな。
値段、環境ともになかなか、これ以上のところはない気がするけれど。

夜はウェルカムパーティー。
肉も野菜もおいしいし、地元に方々の歓迎の気持ちはありがたいのだけれど、私はまだやるべきことが終わっていないのだ。

今年は、花火が上がってる。

車検日

車検、そして、駅前のラリーショーからセレモニアルスタート。

私はと言えば恒例の六花、おっと、これは内緒だ。

まあ、写真だけは…
暗い方が絵になると思うのだが、難しいのかな
手を振っている。私も大人になった…

私には休養日みたいなものだな。

Day1

SS1 Pawse KamuyでSSフィニッシュ後、すぐに小舘さんが後ろからやってくる。

SS2 Rikubetsuに向かう道、恒例の応援看板。すでに先手を打たれてました…

これは、明らかにSS3 Yam Wakka Reverseで追いつかれると、TC3のインを1分遅らせて、後ろから入る。

が、SS3フィニッシュでは後ろじゃないはずの原口さんがすぐ後ろに。間の松原さんがSS1でリタイヤしてスタートが詰まったようだ。

SS4 Pawse Kamuyで、再度1分食らって原口さんに先に行ってもらうが、これは大失敗。

たとえタイムが大きく離れても、追いかけるための努力は怠りなく。

陸別のサービスアウトのリグループがまたしてもぐちゃぐちゃ。去年の失敗を繰り返している…
そして、せっかくペナルティ食らってまで原口さんの後ろに回ったことは無意味に。

さらにSS6 Yam Wakka Reverseのスタートで、後ろは再び先に行かせたはずの小舘さんに。
同じ車を2回先に行かせるのはこちらもたまらないので、小舘さんには今度は許してもらい、スタートで「10秒食らって小舘さんを先に行かせたのに、リグループがぐちゃぐちゃで、また後ろなった」旨を言い、なんとか小舘さんと2分空きにしてもらう。
どちらにしろ追いつかれるが、前半より後半で追いつかれたほうが抜かさせやすい。下手をすれば、その後も来かねないし…
予想通り後半で追いつかれたが、あまりロスなく抜かさせることができたと思う。

SS7 Pawse Kamuyは、なぜか2回目は15秒タイムアップしていたのに、3回目は1回目とほぼ同じタイム。ぜんぜん怖くないので、もう少し「大丈夫かなー」くらい思わせてくれてもいいですよ。

そして、最後のSS8 Rikubetsu Longをこなして、ちょこちょこあったけれど、無事1日目終了。
後ろに2台もいるので可能な限りアーリーでサービスイン。
恭子さんが、細かい調整をかけてもコントロールを完ぺきにこなしてくれるので、本当に助かる。

たぶん、これはレッキから帰ってきたときの写真だけど。車がきれいすぎる…

Day2

SS9 Ikedaは相変わらず1本目はぐちょぐちょでぜんぜんグリップしない一昨年と同じような路面状況。
でも路面に合わせた適度な速度で、路面のできるだけよさそうな所をはずさないようにゴール。
雨の野沢に行った甲斐があった?
なんと2番手タイムですよ!! 多分初?

SS10 Otofuke Reverse。
私は臆病なので、争いをしていないならここもサイドの強い88Rで走りたいんだけど、74Rが正解と言う周りの言葉が強く74Rで来た。
いや、私も74Rが正解と言うのに異論はないのですけれどね。
まあ、88Rじゃタイム比較もできませんし、バーストさせないならそれでよいでしょう。

2回目のSS11 Ikeda。
路面はかなり乾いてきていて普通に走れる感じ。
明らかな失敗はサイドを戻すのがちょっと遅かったくらいで、全日本ラリーに出ている人としては及第点かな。

そして、いよいよ最終SS Otofuke Reverse。

しかし3台ほど前でスタートが止まる。
藤原さんが、かなりひどいリタイヤをして道をふさいでFIVが出るらしい。
ということで、今年も最終SSは走れず。
最終SSゴールして握手する感動シーンは、今年もお預け。

まあ、そのおかげで無事ゴールできたのかもしれないけど。

SS内では原口さんがリタイヤしている。1日目もうちょっとゆっくり走っていて、2日目藤原さんの後ろでのスタートになっていれば、完走ゴールとなったのに。
ラリーはほんと、何が災いするかわからない。

ということで、今年も楽しい北海道は終わり。

残りはあと一戦。

  • Series: 2025 JAF 全日本ラリー選手権 第6戦
  • Event: RALLY HOKKAIDO
  • Date: 2025年9月5日〜7日
  • Place: 北海道
  • Result: JN4 5位 Dr.鶴岡雄次
  • Service Crew: 大谷竜三、山部恭裕、嶋住美佳、佐藤智紀、福島賢大郎、田邉優汰、鶴岡恭子

コピーを置くのは気が引けるけど、Sportityがいつ無くなるかわからないからなあ。

2025 ARK ラリー・カムイ

移動日

始発電車で羽田空港に向かい、朝7時の飛行機で新千歳へ。

帰りには寄ることもできないかもしれないので、支笏湖の温泉に立ち寄る。
が、行こうと思っていた洞爺湖の丸駒温泉旅館は、木曜日は日帰り温泉休業日。ということで、休暇村に。
露店がないのは残念だが、とろみのある良いお湯で、内装もきれい。さすが休暇村。

ちょっと時間がありそうなので、支笏湖湖畔で水中を見ることができる遊覧船に。

出航時間までの間、ちょっと売店を散策していると、手掘りのフクロウのキーホルダー。
銅に穴が開いた中にもフクロウが彫ってある。300円という値段にびっくりして思わず買ってしまった。

そして、支笏湖30分の旅。

鶴岡家は本当に仲がよくて、一緒にいて楽しい。
いや、うちも仲はとても良いのだけれど。

そして、サービスパークへ。
荷物おろし、レッキ準備、レッキ受付、書類確認と、今年は順調に進み、なにより。

ここでも、もちろん仲良しだ。

レッキ

さて、鶴岡夫婦特集も終わりにして…

レッキは、今回から早めに行くことにした。

鶴岡さんも慣れてきて、そこそこのペースでレッキできるようになった。
あとは、2回のレッキでもっと必要な情報をノートに入れていくことができるようになると、より良くなると思うのだけれど、本番の走行時にそれを消化できるかとのバランスもあるから毎戦少しずつ良くしていくしかないかな。

順調にレッキも終わり、車検も無事終了。

夕食を食べてから、ノート整理と確認。

1日目のスタートは9:00と遅いので、なんとか睡眠時間も6時間確保。睡眠不足だと明らかに翌日のパフォーマンスに影響が出ることが分かったのでありがたい。

1日目

74Rでスタート。うちと孝敬以外いたのだろうか。
私としては、対バースト性の観点もさることながら、舗装率の高さ、鶴岡さんのフロントタイヤに頼って曲がろうとする運転から、88Rの方が良いとは思うのだけれど、ドライバーの選択にお任せ。

SS1 STREAM、11.04km。
うーん、藤原さん速い、49秒(4.4s/km)やられている。
でも、2番手の鮫島さんから18秒(1.6s/km)というのは悪くないんじゃない、と思ったが、落ち着いてほかのクラスまで見ると、これJN-4の藤原さん以外が速くないのね。
悟志さんが本調子ならJN-3の悠太さんと十分勝負できるタイムで走ってくれると思うので、悠太さんとも比べましょう。58秒(5.2s/km)負け。

SS2 ORCHID SHORT、12.55km。
去年リタイヤしたSS。今年は的確なスピードコントロールで、無事通過。
藤原さんから36秒(3s/km)遅れ。悠太さんからは50秒(4.1s/km)遅れ。
コンスタントにこのタイムを出せればいいのかなあ、もう少し欲張るべきなのかなあ、なんて考えていたら…

SS3 KNOLL、7.77km。
1.6km地点あたりで、R5から進入し底辺で3になるコーナーでアウト側の溝に落ちてそのまま復帰できず。

今年も、掃除は全くしないスイーパー。
上げてほしいというよりも、5分もかからずに上がるのに、それを上げて排除せずに次のSSを全車走らせるというのが私には理解できないのだけれど、その土地ごとにいろいろ考え方が違うのでしょう。

しかし今年は、SS3Finishに連れてこられたのちに、ステージコマンダーから「車出して持っていきましょうか」と連絡があったので、「ぜひぜひ」とお願いし、早めにサービスパークに帰ることができた。

サービスに帰ったのちに点検したが、ほぼノーダメージ。

Leg1終了まで時間があるので、ホテルに帰って、明日のペースノートの確認。
ちょうど、孝敬が帰ってくるあたりに、完了してサービスパークに戻ることができた。
おかげで、この夜もそこそこ寝る時間を確保できた。

2日目

本日は、88Rでスタート。

SS8 SUNFLOWER、16.01km。
新しい京極町の道。

常に、人の話に耳を傾け、自分の経験と合わせて、より良くなる道を模索する鶴岡さん。だから乗っていても、とても楽しい。その結果がプラスでもマイナスでも(笑)

今回も空気圧で一つ知見を得たようで、入念に空気圧調整。

と、ここは藤原さんから65秒(4s/km)遅れ。悠太さんからは78秒(4.8s/km)遅れ。

SS9 NEW SUN-RISE、3.65km。
去年も使った、カムイでは短めの道。
藤原さんから18秒(4.9s/km)遅れ。悠太さんからは22秒(6s/km)遅れ。

SS10 SUNFLOWER、16.01km。
コマ図地点で曲がりそこない、バックギアになかなか入らず、5秒以上停止。
藤原さんから95秒(5.9s/km)遅れ。悠太さんからは105秒(6.5s/km)遅れ。

SS11 NEW SUN-RISE、3.65km。
藤原さんから19秒(5.2s/km)遅れ。悠太さんからは23秒(6.3s/km)遅れ。
フィニッシュ後、すぐ前でがまんの走りを続けていた筒井さんにおめでとうの握手をして、帰還。

鶴岡さんも、2日目は離脱できないし、確実に完走目指してちょっと安全に走っていたという感じかな。
前日に比べても、「あらあら」というところはほとんどなかった。

フィニッシュでは、汗を流しながら、車の元オーナーのチャンピオンが迎えてくれた。

そして今年からの規則改定で、初日にレグ離脱してもリタイヤ扱いとはならず、完走6位。

蘭越町さんの大盤振る舞いで、お米5Kg x 2をいただいた。

帰りは、ラリー中に見つけた京極の日帰り温泉施設に立ち寄って、汗を流す。
ちょっとゆっくりしすぎたか、千歳まではかなりのハイペースで。

うーん、ラリーが終わってちょっと油断していた。申し訳ない。

レンタカー屋の閉店10分前にガソリンも満タンにせずに到着し、新千歳空港では、お店はかなり閉店。土産物屋もほぼ閉店という、悲しい状況。

ま、ラリーしに来たんですよね。

初日の半分を走れなかったのは残念だが、今回も楽しいラリーだった。
もちろん、鶴岡さんの74Rの初体験。ペースノートの改善他、実りもあったと思う。

次は、ちょっと間をあけてラリー北海道。

次こそは、自分がぼた餅にならずに、食べる側になろう。

  • Series: 2025 JAF 全日本ラリー選手権 第5戦
  • Event: 2025 ARK ラリー・カムイ
  • Date: 2025年7月4日〜6日
  • Place: 北海道
  • Result: JN-4 6位 Dr.鶴岡雄次
  • Service Crew: 大谷竜三、鶴岡恭子
  • Official Result:

モントレー2025

移動日

近くは楽だ。

Jikoちゃんは、「いろいろなところに行けていいなぁ」と言うが、私は全日本ラリーが全戦市川市で開催されるなら、それが一番楽でいい…

鶴岡夫妻と高崎市内で昨年と同じ店で昼食をとり、安中に向かう。

そして、サービスパークへ。

事前にWebでロードブックまで公開されていたので、ロードブックが配られなかったらどうしようと思っていたけれど、ちゃんともらえた。タブレット見ながらやることにならないでよかった。

今回は、鈴木尚/島津BRZ、海老原/影山CR-Zとチームで3台のエントリー。
いや、レインボーの須藤/新井スイフトも同じチームなのか、別なのか? よくわからん…

レッキ

レッキ受付は前日に済ませてあるので、レッキコースオープン時に現地到着程度を見込んで出発。
相変わらず、ロードセクションが長い。

ノートはすべて、新規起こし。
表記もだいぶ安定しているし、そろそろノートは以前のを修正するようにしていってもよいのかなと思う。

車順はだんだん後ろに下がっていくが、まあこれは計算内.コンビニによっておやつを買っているから、とかでは無い。

山奥の林道入り口あたりで、鶴岡さんが「ここ来たことある」っていうのにびっくり。

この日は、夕食をさくっと単独で取らせていただいて、じっくりペースノットのチェック。
おかげさまで、2日分をしっかり終えることができ、2日間睡眠不足になることもなく、ラリーを進めることができた。
いや、当然私はリエゾンで寝たけどね…

1日目

SS1 Yokura Touge、14.0km。
快調に走っていたが、残り2kmで右フロントを法面にヒット。
そしてタイヤバースト。
残り2kmは微妙な距離だが、ホイールからタイヤは外れていないようだし、そのままフィニッシュに向かうことにする。
左コーナーは、スタッドレスタイヤよりも遅く、「こりゃ、いつ追いつかれるかな」と思いながら、Rally Streamの現在地情報と後ろ、そして残り距離を見ながら、なんとかフィニッシュ。

しかし、その先、しばらく行って路肩でタイヤ交換を始めるときになっても、後続の須藤氏は来ない。
「いくらノンターボのZC32スイフトでも、そんな遅くはないでしょう、大きくやらかしているのかな?」と思いながらジャッキを出していると、後ろから来た須藤氏が「負けた!!」と言いながら、通過。

??

いや、勝負になっていないはずなんですけど…

0.1秒差だったようだ。なんで??

後からリザルトをよく見て検討すると、ぶつかるまでは、きっと3番手くらいのタイムが出せていたのではないか? ただそれはオーバーペースで14kmを走りきることはできないペースだった。という結論に達した。

そして、なが~いリエゾン。
パトカー先導となり、ゆっくり走行しSS2への到着時刻は遅れは確実。

ギリギリなら、車内で体をひねりながら、装備を装着するのだけれど、明らかな外的要因があるし、ラリーと知らない人がたくさんいる街中で走りながらヘルメットを着けたりしなくない。

TC前で、車から降りて装備を付け、ショックをちょっと調整してSS2へ。

SS2 Old Usui Touge 9.1km。
某漫画になんの思い入れもない私としては、ただの広い道のSS。
まあ、ギャラリーは多いけど、個人的には特段それを求めてもいない。
もちろん、ラリーの発展のためには必要なのは理解しているけど、この長いリエゾンはかなりつらいのだ。
10年くらい前に福井でやった有料道路のSSとかなら、素直に喜べたかも。
あの道は、怖いけどよかったなあ。

そして、ここでも須藤氏に3秒勝ち。
ここから、内輪の醜い5位(ブービー)争いが始まった。

そして、サービス。
いきなり、ヨコハマタイヤの人から「山岸さん」と声を掛けられる。
と、大学時代の友人斉藤英司君。
今年から、モータースポーツの部署に移ったらしい。びっくり。

SS3 Old Usui Touge 9.1km。
碓氷峠旧道2回目。
これだけ広いきれいな道だと、トップの藤原さんともそれほど差がつかない。
15秒差の1.6s/km。山の中だと4s/km近くやられるのにね。

そして、須藤氏はこちらのタイムを見ているかのように、2秒後を走っている。
これは口惜しかろう。鶴岡さんの頑張りに拍手。

SS4 Yokura Touge、14.0km。
なんと、残り2kmを思い切りゆっくり走ったSS1よりも、5秒遅い。
いや、若干慎重になってペースを落としているとはいえ、(タイヤバーストした)SS1の方が5秒速かった、と言うべきか。

ということはやっぱり、SS1でぶつかるまでは相当ハイペースだったんだろう。

ということで、1日目終了。

とりあえず、須藤氏は秒差ではあるけれどすべてのSSで抑え切った。とてもよいペースバロメータになってくれている。

2日目

久々のラリーでもトップ争い中の尚のスタートをお見送り

SS5 Shionosawa Touge 、4.05km。
基本的には下りメインの道。
ここはNAの須藤氏にやられるかなとも思ったけれど、3秒差で勝ち。

SS6 Nostalgic Dojo、7.0km。
ここはスタートとフィニッシュの標高はほぼ同じだが、勾配はけっこう急なので、余裕があるかなと思っていたけれど、前のSSと同じ3秒差?

後から聞くと、「須藤さん、鬼神の走りしてましたね」と某雑誌編集長が言っていたらしいので、「もー、あきらめでゆっくり走ったよ」という須藤氏のセリフはいつものフェイクだろう。

サービス前のTCイン待ちでは、ちょうどそこにいた、嫌がる英司君を黄色いダンロップを履いた車の前に引っ張っていき記念写真。


いや、ヨコハマタイヤくれるなら、喜んで車を黒赤にして履きますよ。私が…

SS7 Shionosawa Touge 、4.05km。
結果を見ると、1回目から0.9秒アップとほとんど差がない。
いやー、安定してますね。

SS8 Nostalgic Dojo、7.0km。
そして、ここは、1回目との差はわずか0.2秒遅れ。
ここまでくると、安定しているというよりも、2回目なんだからもうちょっと早くなってもいいんじゃない、なんて欲も出てくるけれど。

そんなわけで、軽いヒットはあったものの、完走5位。

須藤氏との競争のおかげで、10数年前を思い出すとても楽しいラリーだった。
でも、完封。もうちょっと、勝った負けたやってくれてもよかったんですけど…

そういえば、今までは、リザルトはできるだけ主催者のページにリンクを張るようにしていたんだけれど、自分のところにコピーを置いておくことにした。
最近は、正式結果はSportityに掲載するだけのところも出てきたし、そもそも新城ラリー(http://www.shinshiro-rally.jp/)なんて、ドメインを放棄したのか、まったく関係ないページに飛ばされるようになっている。

Sportityは便利なんだけれど、そこにあるものをいつまで見ることができるのかが、わからない。

ここはチラシの裏だし、これでいいだろう。

  • Series: 2025 JAF 全日本ラリー選手権 第4戦
  • Event: モントレー2025
  • Date: 2025年6月6日〜8日
  • Place: 群馬県、長野県
  • Result: JN-4 6位 Dr.鶴岡雄次
  • Service Crew: 佐藤智紀、富士本侑汰、岡野亘輝、作田匠海、鶴岡恭子
  • Official Result:

クレデンシャルは、なんか違うような気がするけれど、まあいいか。

YUHO Rally 飛鳥

オーストラリアからのご来賓、Abe & Toniと一緒に、通訳菊池さん、鶴岡夫妻と、アルファードで向かう予定だったのだが、スマッシュに着くと、なにやら不穏な気配。

4tが故障して、奈良への道半ばで止まってしまったらしい。

急遽、キャラバン出動ということで、私が一人で運転し先行して日野の営業所に向かうことに。

営業所で荷物を積み替えて、無事に奈良に到着。

天理の街は、天理教一色で日本のバチカンのようだ。

レッキ

道は荒れた舗装というべきだろうか、なかなかすごい。
行ったことは無いけれど、ヨーロッパの舗装路というのは広さはともかくこんな感じなのだろうか。

ただ、風景は素晴らしい。
道中の町並み、山の中、いつかラリーと関係なく妻と来ようと思う。

そんなことを思っていたら、レッキ中に、コマ図を曲がりそこねてミスコース。
そして、時間が足りなくなってSS1本を1回しか走行できず。申し訳ない。

1日目

あいにくの雨。
それでも、沿道のギャラリーがすごい。
トヨタディーラーは店を開放しギャラリーを入れて、(TGRラリーを除けば)こんなにギャラリーが応援してくれているのは、WRC以外で始めて見たかもしれない。

ペースはだんだん上がっていくけれど、まだ大きく危ないところはないので、そこそこ安心して乗っていられる。

Section 1が終わるころ、Rally Streamから、「信号が来ていない」という連絡があることに気づく。
2つのインジケーターはグリーンになっていたし、自機では自分の位置は自前で表示してしまうので、届いていないことがわからなかった。
もう一台のスマホで、Web版を表示させて自車が表示されているのをSSスタートごとに確認しながら進めることにした。

予想外にリタイヤ車は少ない。道も厳しく、天気も悪いのでみんな慎重になっているのかも。

我々も、無事帰還。

夕食は街中華。
なんか、昭和の価格設定でびっくり。

数十年ぶりに瓶コーラを飲む。

夕食後、喫煙所で小西さんに会い、今回の奈良での開催の裏話を聞く。
随分、ギャラリーの状態を気にされているようで、絶賛させていただいた。

2日目

天気は回復。

林道1本と名阪スポーツランドをそれぞれ2回。
コースもほぼドライ。

林道は順調にタイムアップ。名阪は1回目の失敗で学習して2本目はそこそこ。

結果は3位。

初めての再車検。

クラストップから272秒遅れ、4.3秒/km遅れ。JN-5クラストップからは、156遅れ、2.4秒/km遅れ。
うーん、唐津より差が開いているなあ、キロ1秒程度遅くなっている感じ。
コースコンディションが悪い分、経験値の差が出たっていう感じかしら。

帰りは、疲れているだろう孝敬と西川に休んでもらうために、CR-Zを一部運転。
しかしシートの低さに唖然、前の車のブレーキランプも見えない。こんなポジションで運転しているの??
まあ、座高が違うのか…

  • Series: 2025 JAF 全日本ラリー選手権 第3戦
  • Event: YUHO Rally 飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良
  • Date: 2025年5月16日〜18日
  • Place: 奈良県
  • Result: JN3位 Dr.鶴岡雄次
  • Service Crew: 福島賢大郎、鶴岡恭子
  • Special Guest: Abe Tuckett、Toni Jo、菊池禎孝
  • Result:

TGR Rally Challenge 2024

TGR Rally Challenge C-4 クラス コ・ドライバー シリーズ3位。

一応、ものをもらったので記録しておく。

もっとも副賞はヤフオクで売れるから良いけれど、このガラス塊や帽子もらってもなあ。

コ・ドライバーの表彰とか、私には「チキンレースの横で1年間よく我慢しました」以上の意味はないのだ。

来年は、やらないで済むといいなあ。

TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge in 豊田

シリーズには入れなかったけれど、超高速入力でエントリー。

WRCでやった豊田スタジアムを走れるという特典?が嬉しい人はいいんだろうけど、SS5kmのために2日もかけて豊田まで行くというのは接待以外の何者でもない。

そして、スタート前に「音がするからクロスレンチは袋に入れておく」と主張するのを聞いて、モチベーションダウンどころかマイナス…

音がするのが嫌ならラリーやめなよ…

てな感じで、やっと一年が終わった。

ヘドロみたいなオイル入れていても、外板が無傷ならいいらしい。

第51回M.C.S.C. ラリー ハイランドマスターズ

昨年同様白骨温泉に立ち寄ってから始まるハイランドマスターズ。

金曜日 レキ

使う道は去年と同じで、そのうち逆走の3箇所は新規にペースノート起こし。
それ以外は、去年のノートをアップデート。

夜、諸事情で久々に他の人のノートをじっくり見せてもらえる機会あり。
某一流ドライバーの流儀のノートだけれど、たぶん国内で広く使われているものとだいぶ雰囲気が違う。
もちろん、これで早く走れるのだからよいノートなんだろうけれど、かなりのドライビングスキルがある前提のノートだとも思う。

西川くんからも、我々のノートの講評をいただいた。彼は「勉強になった」と言われても、からかわれていると感じたようだが、そんなことはない。自分と違う視点があればいくらでも参考になる。

いろいろ勉強になった夜だった。

土曜日 DAY1

鶴岡さんが全日本ラリーに出はじめて、2年。
今までも十分楽しかったけれど、そろそろ上を目指してよい頃ということで、今回の目標は8位以上、トップからのタイム差キロ4秒以内。
私もいろいろ頑張ってみることにする。いままで適当にやっていたというわけではないけれど…

目標をたてたけれど、発展途上なので基本的には自分との戦い。SS1つごとに少しずつでも良くなっていけばよいのだけれど。

大山線の入り口に、日帰り温泉と素敵な滝があるのに初めて気が付いた。今度妻と来よう。

そして、Section 1を終わって、10番手、Section 2を終わって9番手。

順位は上がっているけれど、これは、リタイヤ車2台の結果。まあ目標順位はそれ込みでの計算だから、あと1つ上がれば目標達成だけれど、1分20秒と自力で上がるのはかなり厳しい。

むしろ、常に10秒差以内で追っかけてくる阪口マーチから逃げるので精一杯?

そんな感じで、DAY 1終了。

日曜日 DAY2

尚からウェットタイヤのセッティングを聞いて、それに合わせてスタート。感触はかなり良いようだ。

SS7, 8とも順位自体は変わらないものの、上とのタイム差は減ってきている。

SS9は、SS3, 6の逆走だけれど、どうやらこの道は不得意なようで他に比べてタイムが悪いのは相変わらず。

午後は、路面もだいぶ乾いていたのでドライタイヤをチョイス。

が、空気圧を勘違いして、SS10はタイムダウン。

そしてエアーを落としたSS11は、感触を修正しきれずスピン。

SS12では、私がインカーカメラの操作に手こずり、スタートのカウントダウンを失敗して遅れるという、なんとも尻すぼみな終わり方。

あ、でも、SS12のパイロン1本目はとても上手に回りました。2本目は…だったけど。

結果9位、トップからのタイム差キロ4.7秒。

うーん、なかなか目標には届かない。というか、絶妙な目標設定?

何よりも2本目でタイムアップしたSSが1箇所と少ない。
もちろん、このクラスでは2本目でインカットでの砂利の掻き出しによる路面の悪化の影響もあって、他の車もタイムアップできていないところはあるのだが、それにしても1箇所のみのタイムアップは少ない。

運転自体は悪くないように思えるのだけれど…

まさか、鶴岡家の血なのか??

でも、学びの多いラリーだったようで良し。

今年も1年間頑張りました。

たぶん着実に進化はしているはずなので、来年こそは目標を6位に据えられるようになりましょう。

TGR Rd.10 利府

勝てるはずだったラリー。

「スラロームSSは覚えるからペースノートはいらない。大丈夫。」とか言って、ミスコースして4位。

おまけに、締めすぎでイールナットとスタッドボルトやっつけておいて、全開数キロしか走っていないのにトルクかけてるし。

ラリーの成績なんてどうでもいいけど、車はいいかげん潮時かな。車に対する考え方が違いすぎる。

RALLY HOKKAIDO

水曜日 帯広観光

朝7時台の飛行機で羽田を飛び立ち、早めに帯広について十勝観光。

帯広空港からはレンタカーで、まず幸福、愛国駅へ。

そして、帯広に来たらやっぱりとん太で豚丼。
開店時間に行くともう待ち行列。

え? すぐ前に並んでいるのは平塚、海老原、西川。
みんなで食べた後は、また少し観光をさせてもらう。

そして、六花亭でお茶をと思ったが喫茶室はおやすみ。

軽くお土産を仕入れてからクランベリーでソフトクリーム。
140円というビックリ価格だけど、濃厚な味で満足。
今になって思えば、スイーツもたくさん買っておけばよかった。

お腹は満足したところで、せっかくだから「恭子さんにも走っている道の雰囲気を見ていただこう」と音更の入口出口を結ぶ道へ。もちろん林道の中には入れないけれど。

十勝が丘展望台から、十勝平野を眺める。
うーん、北海道。

そして、道の駅十勝川温泉。スパの文字に期待して入ると、「スパなので湯浴み着着用で」とのこと。
そういうものなのか??

ということで、他の日帰り湯を探すことに。

十勝川温泉も考えたけれど、久々のグランヴィリオホテルの「華の湯」に。
ゆったり1時間ほど入ってサービスパークに行き、レッキ受付と参加確認を済ます。

もう20年以上通っているけれど、初の帯広観光かな。

木曜日 レッキ

今年のコースは去年とまったく同じということで、昨年のノートをもとに順調に終了。
もっと直すところあると思うけどまあ良し。

いつもの洗車場に行って洗車。
ここは、広いし安いし、すいている。

翌日は何もないので、まだビールが飲める。

金曜日

JAFの安全講習会から。
全日本でこういうことをやるのももちろん必要だけれど、SSありのラリー車両規定の安全面をもっと厳しくして欲しい。
「俺は安全に走るから大丈夫」などと言ってぶつける輩がいるのが現実なんだから。

車検では、自分のレーシングスーツとヘルメットを車に積むのを忘れる。
充実サービスに頼りすぎ…

恒例のお楽しみ、ウルトショップ。

ウォーターポンププライヤー(KNIPEX Cobra OEM)と、貫通ドライバー5本セット(たぶんWeraのOEM)で5,500円でゲット。
ドライバーはPBを愛用しているんだけど、貫通じゃないのが紛れ込んでいるので。

たぶん、OEM元の値段で10,000円くらいということで、ガチャに6000円ほど突っ込むが惨敗。いや、販売価格で言えば十分お得なんだけど欲しい物じゃ…

シューズバッグは3つ当たり。いろいろ使えるからいいけれど、アイススクレパー2つもいらない。Tシャツのほうがまだいい。

そして駅前のラリーショー。

ラリー車が並んでいる風景は盛り上がりのために必要だけれど、下々の選手はべつにいらないよね、ということで恒例…

土曜日 DAY1

午前中から、そこらかしこにリタイヤ車が…

そして、SS4後、衝撃が入った覚えはないのにアライメントが狂い始める。
さらに、車体の下からビビリ音が。

「インをつけ」じゃなくて「インにつけ」…

SS5後の陸別サービスで、サービスにお願いして見てもらう。

そして、サービスアウトのリグループで、なぜかオープンのインプレッサとアウディTTの後から出されることに…

「いくらなんでも、そりゃー無いでしょう」ということで、CROに連絡して、さらにTCでもお話しして、ギリギリ選手権の最後で走らせてもらうことに。
ポストチーフは、わかっている方で、迅速に的確な対応をしてくれた。感謝。

名越お姉さまも相変わらず、お美しい(謎)。

それでも前走車に追いついて、場所も悪くぜんぜん抜くことができずに、1本目のタイムに比べて30秒ほど遅い…

覚えもないのに、スポイラーにもゆがみが…

全SS終了後に帯広に帰るときには足回りのガタがひどくなり慎重に帰還するも、サービスで復旧。
ドクター平塚の問診すごい。

ラリー自体はとても楽しいのだけれど、数回ストレスの貯まることがあって、かなり罵詈雑言を吐いた日だった…
詳細は割愛。

日曜日 DAY2

池田野球場と音更のループ。

野球場はフロント74Rで、音更は安全を取って88Rに交換して走ることに。
野球場はドライなのはもちろん、想像以上に路面が良くほとんど掘れていない。
なぜか、ガソリンの減りが少なかったので給油をすっ飛ばして、ゆっくりタイヤ交換できた。

2ループ目、給油がないのでタイヤ交換の時間が微妙。何もなければ可能なはずだが、音更の入口は追い越しもやりにくく勝負がかかっているわけではないので、安全方向で88Rのみ走ることに。

野球場も88Rで十分なくらいパンパンでタイヤ選択は正解と思いきや…

音更に入るとTC前にも後にも長蛇の列が。

激しいラリーの最終SSでついにオルタナティヴルートを使うことに。

結果、全日本選手権は完走38台(出走54台)で1/3がリタイヤ。

今年のラリー北海道は、好天に恵まれ、コースコンディションもよかった故に、ハイスピードになりクラッシュが多かったということだろうか。
前回のカムイのように、ウェットコンディションや路面がひどくて荒れるというパターンが多いのだけれど、やっぱりいろいろあるだねえ。

うん、我々は色々あったけれど楽しい週末で良かった。

  • Series: 2024 JAF 全日本ラリー選手権 第7戦
  • Event: RALLY HOKKAIDO
  • Date: 2024年9月6日〜8日
  • Place: 北海道十勝地方
  • Result: JN5 9位 Dr.鶴岡雄次
  • Service Crew: 平塚忠博、大谷竜三、佐藤智紀、福島賢大郎、鶴岡恭子
  • Official Result: