第51回M.C.S.C. ラリー ハイランドマスターズ

昨年同様白骨温泉に立ち寄ってから始まるハイランドマスターズ。

金曜日 レキ

使う道は去年と同じで、そのうち逆走の3箇所は新規にペースノート起こし。
それ以外は、去年のノートをアップデート。

夜、諸事情で久々に他の人のノートをじっくり見せてもらえる機会あり。
某一流ドライバーの流儀のノートだけれど、たぶん国内で広く使われているものとだいぶ雰囲気が違う。
もちろん、これで早く走れるのだからよいノートなんだろうけれど、かなりのドライビングスキルがある前提のノートだとも思う。

西川くんからも、我々のノートの講評をいただいた。彼は「勉強になった」と言われても、からかわれていると感じたようだが、そんなことはない。自分と違う視点があればいくらでも参考になる。

いろいろ勉強になった夜だった。

土曜日 DAY1

鶴岡さんが全日本ラリーに出はじめて、2年。
今までも十分楽しかったけれど、そろそろ上を目指してよい頃ということで、今回の目標は8位以上、トップからのタイム差キロ4秒以内。
私もいろいろ頑張ってみることにする。いままで適当にやっていたというわけではないけれど…

目標をたてたけれど、発展途上なので基本的には自分との戦い。SS1つごとに少しずつでも良くなっていけばよいのだけれど。

大山線の入り口に、日帰り温泉と素敵な滝があるのに初めて気が付いた。今度妻と来よう。

そして、Section 1を終わって、10番手、Section 2を終わって9番手。

順位は上がっているけれど、これは、リタイヤ車2台の結果。まあ目標順位はそれ込みでの計算だから、あと1つ上がれば目標達成だけれど、1分20秒と自力で上がるのはかなり厳しい。

むしろ、常に10秒差以内で追っかけてくる阪口マーチから逃げるので精一杯?

そんな感じで、DAY 1終了。

日曜日 DAY2

尚からウェットタイヤのセッティングを聞いて、それに合わせてスタート。感触はかなり良いようだ。

SS7, 8とも順位自体は変わらないものの、上とのタイム差は減ってきている。

SS9は、SS3, 6の逆走だけれど、どうやらこの道は不得意なようで他に比べてタイムが悪いのは相変わらず。

午後は、路面もだいぶ乾いていたのでドライタイヤをチョイス。

が、空気圧を勘違いして、SS10はタイムダウン。

そしてエアーを落としたSS11は、感触を修正しきれずスピン。

SS12では、私がインカーカメラの操作に手こずり、スタートのカウントダウンを失敗して遅れるという、なんとも尻すぼみな終わり方。

あ、でも、SS12のパイロン1本目はとても上手に回りました。2本目は…だったけど。

結果9位、トップからのタイム差キロ4.7秒。

うーん、なかなか目標には届かない。というか、絶妙な目標設定?

何よりも2本目でタイムアップしたSSが1箇所と少ない。
もちろん、このクラスでは2本目でインカットでの砂利の掻き出しによる路面の悪化の影響もあって、他の車もタイムアップできていないところはあるのだが、それにしても1箇所のみのタイムアップは少ない。

運転自体は悪くないように思えるのだけれど…

まさか、鶴岡家の血なのか??

でも、学びの多いラリーだったようで良し。

今年も1年間頑張りました。

たぶん着実に進化はしているはずなので、来年こそは目標を6位に据えられるようになりましょう。

TGR Rd.10 利府

勝てるはずだったラリー。

「スラロームSSは覚えるからペースノートはいらない。大丈夫。」とか言って、ミスコースして4位。

おまけに、トルクレンチ使わずにホイールナットとスタッドボルトやっつけておいて、またクロスレンチで増し締めしているし…

ラリーの成績なんてどうでもいいけど、車はいいかげん潮時かな。車に対する考え方が違いすぎる。

RALLY HOKKAIDO

水曜日 帯広観光

朝7時台の飛行機で羽田を飛び立ち、早めに帯広について十勝観光。

帯広空港からはレンタカーで、まず幸福、愛国駅へ。

そして、帯広に来たらやっぱりとん太で豚丼。
開店時間に行くともう待ち行列。

え? すぐ前に並んでいるのは平塚、海老原、西川。
みんなで食べた後は、また少し観光をさせてもらう。

そして、六花亭でお茶をと思ったが喫茶室はおやすみ。

軽くお土産を仕入れてからクランベリーでソフトクリーム。
140円というビックリ価格だけど、濃厚な味で満足。
今になって思えば、スイーツもたくさん買っておけばよかった。

お腹は満足したところで、せっかくだから「恭子さんにも走っている道の雰囲気を見ていただこう」と音更の入口出口を結ぶ道へ。もちろん林道の中には入れないけれど。

十勝が丘展望台から、十勝平野を眺める。
うーん、北海道。

そして、道の駅十勝川温泉。スパの文字に期待して入ると、「スパなので湯浴み着着用で」とのこと。
そういうものなのか??

ということで、他の日帰り湯を探すことに。

十勝川温泉も考えたけれど、久々のグランヴィリオホテルの「華の湯」に。
ゆったり1時間ほど入ってサービスパークに行き、レッキ受付と参加確認を済ます。

もう20年以上通っているけれど、初の帯広観光かな。

木曜日 レッキ

今年のコースは去年とまったく同じということで、昨年のノートをもとに順調に終了。
もっと直すところあると思うけどまあ良し。

いつもの洗車場に行って洗車。
ここは、広いし安いし、すいている。

翌日は何もないので、まだビールが飲める。

金曜日

JAFの安全講習会から。
全日本でこういうことをやるのももちろん必要だけれど、SSありのラリー車両規定の安全面をもっと厳しくして欲しい。
「俺は安全に走るから大丈夫」などと言ってぶつける輩がいるのが現実なんだから。

車検では、自分のレーシングスーツとヘルメットを車に積むのを忘れる。
充実サービスに頼りすぎ…

恒例のお楽しみ、ウルトショップ。

ウォーターポンププライヤー(KNIPEX Cobra OEM)と、貫通ドライバー5本セット(たぶんWeraのOEM)で5,500円でゲット。
ドライバーはPBを愛用しているんだけど、貫通じゃないのが紛れ込んでいるので。

たぶん、OEM元の値段で10,000円くらいということで、ガチャに6000円ほど突っ込むが惨敗。いや、販売価格で言えば十分お得なんだけど欲しい物じゃ…

シューズバッグは3つ当たり。いろいろ使えるからいいけれど、アイススクレパー2つもいらない。Tシャツのほうがまだいい。

そして駅前のラリーショー。

ラリー車が並んでいる風景は盛り上がりのために必要だけれど、下々の選手はべつにいらないよね、ということで恒例…

土曜日 DAY1

午前中から、そこらかしこにリタイヤ車が…

そして、SS4後、衝撃が入った覚えはないのにアライメントが狂い始める。
さらに、車体の下からビビリ音が。

「インをつけ」じゃなくて「インにつけ」…

SS5後の陸別サービスで、サービスにお願いして見てもらう。

そして、サービスアウトのリグループで、なぜかオープンのインプレッサとアウディTTの後から出されることに…

「いくらなんでも、そりゃー無いでしょう」ということで、CROに連絡して、さらにTCでもお話しして、ギリギリ選手権の最後で走らせてもらうことに。
ポストチーフは、わかっている方で、迅速に的確な対応をしてくれた。感謝。

名越お姉さまも相変わらず、お美しい(謎)。

それでも前走車に追いついて、場所も悪くぜんぜん抜くことができずに、1本目のタイムに比べて30秒ほど遅い…

覚えもないのに、スポイラーにもゆがみが…

全SS終了後に帯広に帰るときには足回りのガタがひどくなり慎重に帰還するも、サービスで復旧。
ドクター平塚の問診すごい。

ラリー自体はとても楽しいのだけれど、数回ストレスの貯まることがあって、かなり罵詈雑言を吐いた日だった…
詳細は割愛。

日曜日 DAY2

池田野球場と音更のループ。

野球場はフロント74Rで、音更は安全を取って88Rに交換して走ることに。
野球場はドライなのはもちろん、想像以上に路面が良くほとんど掘れていない。
なぜか、ガソリンの減りが少なかったので給油をすっ飛ばして、ゆっくりタイヤ交換できた。

2ループ目、給油がないのでタイヤ交換の時間が微妙。何もなければ可能なはずだが、音更の入口は追い越しもやりにくく勝負がかかっているわけではないので、安全方向で88Rのみ走ることに。

野球場も88Rで十分なくらいパンパンでタイヤ選択は正解と思いきや…

音更に入るとTC前にも後にも長蛇の列が。

激しいラリーの最終SSでついにオルタナティヴルートを使うことに。

結果、全日本選手権は完走38台(出走54台)で1/3がリタイヤ。

今年のラリー北海道は、好天に恵まれ、コースコンディションもよかった故に、ハイスピードになりクラッシュが多かったということだろうか。
前回のカムイのように、ウェットコンディションや路面がひどくて荒れるというパターンが多いのだけれど、やっぱりいろいろあるだねえ。

うん、我々は色々あったけれど楽しい週末で良かった。

  • Series: 2024 JAF 全日本ラリー選手権 第7戦
  • Event: RALLY HOKKAIDO
  • Date: 2024年9月6日〜8日
  • Place: 北海道十勝地方
  • Result: JN5 9位 Dr.鶴岡雄次
  • Service Crew: 平塚忠博、大谷竜三、佐藤智紀、福島賢大郎、鶴岡恭子
  • Official Result:

2024 ARK ラリー・カムイ

「こんなの初めて」というくらいトラブル続きのラリーだった。
まあ、私自身はほとんど何も大変なことはしていないのだけれど…

出発日

羽田は激コミで、鶴岡さんが駐車場に車を止めることができたのは飛行機の出発時刻。
しかし、なんと飛行機の出発が25分遅延で滑り込むという幸運。

ニセコに行く途中に昼食のため立ち寄った「きのこ王国」には、こんなものがあったが、さすがに手を出せず。

本当に、「大人気!!」なのか??

レッキ、参加受付日

あまりに想定外の問題発生。

「これは、どんなに悪どいことをやって無理かも…」と思っていたけれど、完璧に正しい手順で問題を解決した平塚に驚愕。
ある意味、運転よりも、車作りよりも、スゲーわ。

競技初日

湿ったダートは、ワダチがザックザクのかなり荒れた状態。

SS4あたりからブレーキ一発目が奥に入ってしまうハブトラブルのような症状が出始め、SS6を出て様子を見ると自走はもはや…


例のハブを止めるボルトが3本とも外れてしまっていた。

鶴岡さんはあるものでなんとかサービスまで走れるようにしようと頑張るが、スイーパーも来てしまい万事休す。

下手に自走すると被害が拡大するのはほぼ確実なので、サービスに救援に来てもらい、その間に他のエントラントにパーツを探してもらい、レグ離脱からの修理完了。

チームワーク、すばらしい。

競技2日目

そこらじゅうで舗装とダートが頻繁に切り替わる道が難しい。
なんて思っていたら、午前中最後のSS9で「橋すぐダートの右4」で側溝に。

引っ張れば30秒かからずに上がるし、車がある方が危ないと思っていたら、スイーパーからSS12を観戦する貴重な機会までいただきじっくり観戦。

まあ正直なところを言えば、「すぐ2ループ目が始まるから」と言っていたが、00カーが来るまでに2時間あって、全く動かない状態ならともかく、この状態を放置して2ループ目を開始とかありえないと思うのだが…

どうやら、私はかなり楽しそうに観戦していたらしい。
でもね、ここで沈んでも何もいいことないのよ…

その点、鶴岡家は一家で素敵。間違いなく悔しいはずだけれど、それを人前では見せない。
いいねえ。ああいうふうに、ありたいものだ。

あらゆる困難を乗り越えてとは行かなかったものの、過酷なラリーを楽しいと感じさせてくれるのは、このチームあってのことと再認識したラリー・カムイだった。

出走76台中リタイヤ26台と、ラリー自体もかなり過酷なものだった。

  • Series: 2024 JAF 全日本ラリー選手権 第6戦
  • Event: 2024 ARK ラリー・カムイ
  • Date: 2024年7月5日〜7日
  • Place: 京都府
  • Result: JN5 R Dr.鶴岡雄次
  • Service Crew: 大谷竜三、福島賢大郎、富士本侑汰、鶴岡恭子
  • Official Result: 2024 ARKラリー・カムイ:正式結果

TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2024 in 渋川 伊香保

うーん、いろいろな意味でひどい一日だった。

土曜日。
前日レッキを行い、さくっと片付けて、露天風呂と伊香保散策。

日曜日。

SS1、2.4km。
口あんぐりのドライブ。
ウェットで怖いらしいけれど、「レッキしてるの??」というスピードで、トップに27秒負け?!。
後ろの車にも20秒負けている。

SS2、5.0km。
SS1のペースではラップされそうなので、後ろの車に「追いついたらすぐ譲るから、そうなったらゴメンね」とあらかじめ言っておき、本人にも「同じペースだと追いつかれるかも」と伝える。
それを聞いたからか、SS1よりはマシに。トップに28秒遅れだけど距離はSS1の倍だから差は半分ってこと。

SS3、600m。
公園内のショートSS。

思い切りGがかかった状態で480度回るような場所で、ステアリング切ったままアクセルをずっと踏み続ける。
「シャフト折れるんじゃないの?」と思ったが、どうせ言っても「大丈夫」だし…

そして、案の定シャフトは折れてリタイヤ。

そして、その後がさらにひどかった。

任意保険のレッカー特約を使おうとしたら、まず保険会社の連絡先がわからない。そして数時間かけてやっと証書が見つかったら、レッカー特約をわざわざ外してあるので使えない。

ドラシャを貸してくれる人を見つけて(もらって)交換はじめれば、ブレーキキャリパーを外して??、その後手が進まない…

そもそも、あぐらかいて作業する人初めて見た…

だが、交代して私が外すことにしても、バールでこじってもどうにも抜けない。

トヨタ大学校の富士本君、岡野君にやってみてもらったが、日が暮れ8時すぎるまで作業しても抜けず。

9時過ぎまでありがとう…

結局、平塚にキャリアカーで迎えに来てもらって帰る。

TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2024 in 恐竜勝山

今年、2回目のTGRラリー。

奇跡的にコンマ以下まで同秒でSS1の順位の結果なんとか3位に滑り込み。

スタート前に車の制御が切れずに、ひと騒動。
結局、今まで切れたつもりになっていただけだったらしい。

そして、何度言ってもシートベルトをきちんと締めることができない板倉。
「大丈夫」と言って、今回もSS1前に注意される。いいかげんにしてよ。

SS1スタートして1kmでアンダーで右フロントを縁石にヒット。
「ゆっくり走るから大丈夫」じゃなかったの?

ステアリングセンターもずれ、外から見ても明らかにアライメントは狂っている。

サービスで一人でアライメントを直している最中に、「弁当どうする?」とか、お気楽に話しかけてくる。本当に作業の邪魔しかしない。

その他にも、ひどいことがいろいろあった。

失敗したとか、できないは仕方ないけれど、言っていることを「大丈夫」と無視して車壊すのは勘弁してほしい。
お気楽適当にアクセル踏むのを楽しみたいなら、一人でミニサーキットの走行会にでも言ったほうがいいんじゃない?

加瀬裕二杯 モントレー2024

今年2戦目の鶴岡さんとの全日本ラリー、モントレー。

レッキ車兼スペアパーツのヤリスで鶴岡夫妻とスタート会場に向かう。

道中の道路情報掲示板に、「国道19号はラリー仕様のため通行止め」のインフォメーションが。
(一時通行止めのおかげもあろうが)国道でSSが…というのは、人目をしのんで夜中にやっていた時代から考えれば隔世の感。
ただ、あの時代に比べると選手層が薄くなっているのはどういうことなのか。

とりあえずラリーに関わる人々が、ラリーの存続、繁栄のためには、世間の人にも関心を持ってもらえるように努力することが必要だという意識が強くなってきたということは、良いことなのでしょう。

コースは、御荷鉾、坂丸線。碓氷峠他。ペースノートは全て新規起こし。
坂丸とかはダート時代のは家の何処かに転がっていそうだけれど(笑)

スタートリストは、鎌野、Rinaちゃん、相原(コペン)、鶴岡、本名、冨本と、ちゃんと前後に結構比較対象がいて吉。
冨本、鎌野と本名のあいだ辺りが順当なところだろう。

1日目

お、地面に寝っ転がらなくなってる。

どうやら、妻が大学時代の友人と碓氷峠のSSに観戦に来ていたらしい。
結婚して30年、僕が出ているのを見に来たのは初めてかもね。ダートラには来たことがあるけど。

碓氷のSS前

SS5までは予想通りの10番、11番あたりの結果で、11番手だったのだが、SS6で、180度くるっと回り、軽く左リアをガードレールにヒットしたのを感じながらも、フィニッシュ。

被害は、ほぼバンパーのみ(若干リアクオーターも押されて曲がっているが)で、SSを出たところでガムテープ補修しサービスへ。

サービスではスペアカーとバンパー交換。
今回は、トヨタ東京自動車大学校の学生さんたちまで加わっての大規模サービスで、車は何事もなかったかのように元通り。

2日目

朝のサービスでは、全車ホイールまでピカピカに。

1日目のスピンで本名さんに40秒やられて、12番まで落ちてしまったが、1.2秒差だから返せそう。

と、最初の2本で巻き返すも、後半明らかにペースダウンで再び抜かれてしまう。
さらに一気に追い上げてきたRinaちゃんにも抜かれてしまった。

2日目は後半だけじゃなくて、1日目に比べて、全体でも明らかに遅い気がする。

というか、全体的に道が狭くなると、それにつれて順位が下がってる。
ここは、もう慣れてもらうしかないかなあ。あえて言えば、まずはラインがよろしくないのだけれど…

うーん、正式結果はいつ消されちゃうのかもわからないSportityじゃなくて、自前のサーバーにもおいてほしいんだけどなあ。まあ、自前のサーバーも消しちゃうところが多いからなんとも言えないけれど…

YUHO RALLY TANGO supported by Nissin Mfg

鶴岡さんとは、今年初めてのラリー。

レキ車兼移動車のヤリスで、恭子さんさんと3人で自走で向かう。

スペアパーツになりませんように…

レキ

去年、尚のペースノートをベースに使ったものがあるけれど、今回は全コースゼロから起こすことにした。
補助語とかはまだぜんぜん入らないけれど、少なくともRと距離は1回目でだいたい使えるものができるようになっている。

やっぱり全日本は距離が長いだけあって、成長が速い。

参加確認後、即宿で、レキビデオを見ながらペースノートチェック。いつもこんな感じで進められると良いな。

Day1

住民の反対で使えないSSが発生したということで、21kmほど距離が短くなった上に、コース往復となり途中2.5時間の休憩という、なんともなスケジュール。

さらに往復の帰りは、コース脇の山肌に火災が発生したということで、全車同タイムでSS走行距離だけ伸ばすことに。

初日、実際にSSを全開で走った距離は18km。

トップとのタイム差を見ながら、セッティングと運転を色々試して見る感じで進めたDay1。

なんか、寝転がってる写真ばっかりだな

鶴岡さんは早々に宿に帰り、今日の走りをビデオで見直して改善点を考える。研究熱心。

Day2

消防署の現場検証が入るということで、SS2本がキャンセルで、4.8kmのSS2本がすべて。

サービス時間の合間に、今までラリー会場で見かけることはあったけれど、忙しそうだったので声をかけることをためらっていた嶋村さんと、やっと話すことができた。

いつも、忙しそうなのだもの…

ラリー中に話していた「トップからキロ5秒差からキロ4秒まで縮める」ことができた感じで終了。

そんなこんなで、クラス10位。
去年より順位は3つ下がってはいるけれど、トップとの差が開いているわけではなく台数が増えた影響だろう。

距離が短かったのは残念だったけれど、今回も楽しいラリーでした。

帰りは、ラリー中に横を通った小野小町温泉に立ち寄って、スッキリ。

お肌もつるつる、アルカリ性温泉

TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2024 in 八ヶ岳 茅野

板倉の復活2戦目。
ダートの林道SSがあるということで、ダートが速い板倉ならそこそこ行けるんじゃないかと期待。
前回の成績からすると、6番手以内は狙えそうな気がする。

タイヤはDUNLOP 88Rを選択。

土曜日にレキと前日車検。
当日でも不可能ではないスケジュールだけれど、前泊しないと体は持たない。

昔、関東線でスタート会場となっていたおぎのやで釜飯を食べ、サービス会場で荷物をおろして、レキに向かう。

普段の運転でも心がけているらしく、Rの表現については、大ハズレは無い。
まあ、距離や補助語はこれからかな。2戦目だし…。というか、そこまで行くのかどうか。

レキ後、宿に向かい荷物をおろしたら、茅野市街にとんぼ返りでウェルカムパーティー。
任意参加の有料パーティーだけど、板倉さんのたってのご希望で。
夕食はいただけたし、抽選会に2人とも当選したので、十分満足。

日曜日、本番。

沿道にも、すごい数のギャラリーが。
全日本でも、こんなにいない。
豊田ラウンドだけかと思ったら、そんなこと無いのだね。
スター選手は相川翔さんくらいしかいないので、逆に全車に暖かく手を振ってくれる。

全コースは、舗装1.65km上り、ダート3.53km上り、舗装0.31km公園内パイロンコースを2ループ。

SS1の舗装は、ベストから5秒落ちの7番手。
板倉の苦手な舗装だし、大きく負けなければ良し。

SS2のダートは、ベストから4.8秒落ちの3番手。
順調と言って良いんだろう。

SS3は、300mのパイロンコースなので、大失敗しなければ、ほとんど差はつかない、ベストから1秒落ちの3番手。

そんな感じでSection1終了。
SS1のタイムが出ていないので正確なところはわからないけれど、1ループ目と同じように走れば3位は狙えそうと考えながら2ループ目に。

そして、2ループ目も同じように走れたので3位。

リザルトを見ての展開は、1、2位には20秒程度離され、4位とは4秒差と想定通り。その後はまた20秒近く離れている感じ。

車も人も性能的には十分なので、成績上げるには「どうすれば速く走れるかをちゃんと考えられるか」次第だなあ。難しそうな気もするけど…

まあ、板倉さんは満足したようでご機嫌だったし、私も楽しめたので良し。

なお、主催者発表では、2万人のギャラリーがいたそう。
でも、この規模のお祭りを全日本ラリーでできるかといえば無理だよなあ。

  • Series: 2024 TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 第3戦
  • Event: TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2024 in 八ヶ岳 茅野
  • Date: 2024年4月20日〜21日
  • Place: 長野県
  • Result: C-4 3位 Dr.板倉弘和
  • Official Result: rc2024_rd3_result_240422.pdf

TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2023 in 豊田 class-C

30年モータースポーツ出場から遠ざかっていた板倉の復活戦。

ラリーやりたいと言うので、新車買って、私が横に乗ってお手軽TGRラリーチャレンジを目指す。

基本車両製作はスマッシュでお願いし、細かいことはまあセルフで。

車完成の目処がたったところでRd.10に申し込むも、キャンセル待ちのまま不受理。

最終戦(Rd.11)豊田ラウンドは申込みから激戦が予想されるので、申込み開始時刻と同時に記入開始、記入完了の3分後に「申し込み」ボタンを押すも、画面に表示されたのは「キャンセル待ち」の文字…

テスト@成田カートランド

車もほぼ完成したので、「ぶっつけ本番も楽しいかな」とかほざく板倉を成田カートラウンドに引っ張り出しシェイクダウン。

走行3000km、A035新品。まるで本気のようだ…

車に慣れてもらうことと、タイヤの空気圧を変更しながら走って差を実感してもらう。

もともと運転のセンスはあるので、いろいろわかったいただけたようだ(リップサービスでなければ…)。

まあ、私も横浜A035は初めて使うので、波積さんからいただいた情報をベースにいろいろテスト。

新品タイヤはけっこう減ったけれど、まだ本番にも使えるレベル。必要経費でしょう。

当日早朝レッキ

キャンセル待ちから、受理となり、いよいよラリー当日。

(サービスのいない人向けの)プライベートテントを利用しているのは私達と、86の鈴木選手のみ。うわあ、盛り上がりはすごいのだなあ。

鈴木選手のボンネットにはFORUM-1、フェンダーにはRIKOSEIの文字があったので「うへ…」と思うが、向こうもリアドアのSMaSHを見て同じように感じていたらしい(笑)

一緒に過ごしながら仲良くなれたし、次も一緒に遊べたら良いですね。ウチは次もきっとプライベートテントです。

まずは、レッキから。

最初は河原の広場を使ったSS3から。
レッキも1度だけ練習したけれど、予想通り地獄への道を記したようなペースノートができあがる。
まあ、読んでもそのとおりに走れるわけではないし、ひどいところだけ治してあとはこのノートで走っていただくことにする。

そして、山のSS1へ。
うん、これも、まあいいや…
「見たなりで走ってね。危ないところだけは言うから」みたいな感じ。

SS2は、なんとトヨタ研究所内のテストコース。
豊田スタジアムもすごいステージだけれど、ここを走れるのも超貴重な経験。
出来上がったノートは、コース図を文章に落としこんだプラス、数カ所のラインのリマインド。

SS4は、今回の目玉の豊田スタジアム。
ここは、なんと完熟歩行。
板倉はスタンドの写真を取りながらお散歩。
いや、せっかく目の前に雅之さんがいて、いろいろ教えてくれているというのに…
まあ、それなりにコースのポイントは抑えたようで、それを紙に落とす。

ボロクソ言っているようだけれど、初めてのペースノート作りだから、こんなものでしょう。
本気になっていくなら、ハードル上げていきます(笑)。

そして、受付して車検。
大物パーツの組み込みはお願いしたけど、それ以外は全部自分で準備したので忘れていたりするものがないかかなりドキドキ。
ラリーに出る車両を自分で準備するなんて、私も30年ぶりだものねえ…
案の定、フロントの牽引フック付け忘れてました。まあその場で付けて終わりで無事通過。
これで半分は、お仕事完了の感。

いよいよラリー本番

SS1 SHIRAHAMA PARK

河原の広場、後半ダートの1.4km。
舗装部分では、アンダー出したり、360度でシフトミスして止まったり、トップから11.7秒落ち。
多分、大失敗のみでも5秒以上のロスで13番手だけど、むしろビリじゃないのがTGR、という感じ。

SS2 IMOJIGAMA

唯一の林道2.15km。
トップから13.8秒落ちで9番手。
キロ6秒とは、思ったよりは差がつかないね。
みんな林道はそんなに踏まないのかな。
有視界走行な感じにしては、頑張りました。

SS3 SHIN IYADA

トヨタ研究所内ダートコース1.18km。
数カ所のマイナーミスはあるものの、なんとトップから3.3秒落ちの4番手。
さすが、元ダートラ屋さん。

SS4 TOYOTA STADIUM SSS

豊田スタジアム1.05km。
トップから8.8秒落ちの12番手。
たいして失敗はしていないけれど、こういうところは、もう車に乗り慣れている人との差が歴然という感じなのかなあ。

20年の時を経て蘇ったボンネットのAntelopeステッカー。

パチもんじゃない、オリジナルだよ!!

トータルのリザルトとしては、ダートで稼いだ分で10位には入りました。

まあ、こんなものでしょう。

今回の結果だけを見れば、ちょっと練習して慣れれば6位以内は行けるかな、という感じですかね。
車の競技にはお金もかかるし時間も必要なので、やる気になればですけど。

3位以内は、頑張ればってことで。

まあ、楽しい週末が過ごせたのでよかった、よかった。

雑感

表彰式でアナウンサーが柳本さんに「今回も自走ですか」と驚いて見せていた。確かに東北は遠いけれど、積車で来るのが当然のイベントなんだねえ。
間口が広いのか、狭いのか?

個人的には豊田スタジアムのSSSとかまったく関心が無く、山を走ったほうが楽しいのだけれど、ほとんどの人が目玉の豊田スタジアムに注目、期待することは理解できるからよかったんじゃないかな。ちょっとSS総距離は短めだとは思うけど。

エントラントアドバイザーのタバードを付けた経験豊富なコ・ドライバーの女性(意図的?)が要所にいらして、不慣れなエントラントにしっかり気配りをしていたのが、とてもよかった。

彼女たちのおかげで、私もアウェイ感が薄まったかな

複写式のタイムカード、もう10年以上ぶりくらい。全日本でも見ないけれど、TGRならではかなあ。
うん、いいことだ。

ホスピタリティーについては、日本のラリーで最高峰なのは間違いない。
が、それはあくまでもトヨタの看板を背負った豊富なバックアップ(円以外も含む)があってのこと。
それが無くなったら、このレベルは無理だろうし、エントラントも激減な気がする…
末永くサポートしてくださいますように。

なんとクレデンシャルが無かった。俺のコレクションがあぁぁぁ。