RALLY HOKKAIDO

出発

今回は、ちょっと飛行機の出発時刻が遅いのでだいぶ楽。
羽田のパン屋で、モーニングを食す。

帯広に着いたら、レンタカーを借りてさっそくミスコース。
延々南へと進み襟裳岬。拓郎ファンとしては足を運びたかったところ。

まさに、「何もない」

帰路に牧場のアイスクリーム。
が、カムイの時に知った北海道夏のアイスクリームラリーは、1週間前に終わっていた。残念。

北愛国サービスパークについたのは午後3時過ぎ。車は全部トレーラーから降りて、4t車もサービステント化していた。
まあ襟裳岬に行くために朝7時台の飛行機に乗ったので(うん運賃が安いとかいう理由じゃないと思う)、そこいらへんは許してもらおう。

無事受付を済ませて、あとは私の仕事は書類の確認程度。

夕食は歩いて10分ちょいのいつもの居酒屋。
車に乗れる人数が半端なので、私は徒歩でクランベリーによってふたたびソフトクリームを食べ、ケーキをお土産に買う。

レッキ

今回は、レッキはOtofuke Reverseから。
オープンは9:10ということで、宿で朝食を食べていける。
と、てんこ盛りの朝飯。
久々にたらふく食べての一日のスタート。

Pawse Kamuy Short。
この向きで走ったのは、尚のDC2の横が最後だろうか。
ということで、ペースノートは新規に起こす。

Rikubetsu Long。
毎度おなじみ、陸別。
ここはもう20年以上前のWRCから変わらない。
だいぶ草が無くなって視界は変わったけれど、たぶん頭の中でペースノート作れそう…

Yam Wakka Reverse。
10年以上前に走った気もするが、そんな前の他人のノートを起こして使うわけがない。
ながーいけれど、たっぷり寝たので集中力も途切れず。

SSS Ikeda。
ここも使い始めた2年前と変わらず。
ウェットにならないといいなあ。

と、5か所のSSは、毎年向きが変わるだけで同じ道。
同じ道なら、そろそろペースノートの制度を上げるだけではなく、速く走るための付加情報を入れるようにすると、もっと落ち着いて速く走れるかも。
自分のことだけを言えば、別の道も走りたい、やることは増えるけど…

そして、最後にいつものGSに寄って洗車。
私は、ここがお気に入りなのだけれど、ほかにももっと良いところがあるのかな。
値段、環境ともになかなか、これ以上のところはない気がするけれど。

夜はウェルカムパーティー。
肉も野菜もおいしいし、地元に方々の歓迎の気持ちはありがたいのだけれど、私はまだやるべきことが終わっていないのだ。

今年は、花火が上がってる。

車検日

車検、そして、駅前のラリーショーからセレモニアルスタート。

私はと言えば恒例の六花、おっと、これは内緒だ。

まあ、写真だけは…
暗い方が絵になると思うのだが、難しいのかな
手を振っている。私も大人になった…

私には休養日みたいなものだな。

Day1

SS1 Pawse KamuyでSSフィニッシュ後、すぐに小舘さんが後ろからやってくる。

SS2 Rikubetsuに向かう道、恒例の応援看板。すでに先手を打たれてました…

これは、明らかにSS3 Yam Wakka Reverseで追いつかれると、TC3のインを1分遅らせて、後ろから入る。

が、SS3フィニッシュでは後ろじゃないはずの原口さんがすぐ後ろに。間の松原さんがSS1でリタイヤしてスタートが詰まったようだ。

SS4 Pawse Kamuyで、再度1分食らって原口さんに先に行ってもらうが、これは大失敗。

たとえタイムが大きく離れても、追いかけるための努力は怠りなく。

陸別のサービスアウトのリグループがまたしてもぐちゃぐちゃ。去年の失敗を繰り返している…
そして、せっかくペナルティ食らってまで原口さんの後ろに回ったことは無意味に。

さらにSS6 Yam Wakka Reverseのスタートで、後ろは再び先に行かせたはずの小舘さんに。
同じ車を2回先に行かせるのはこちらもたまらないので、小舘さんには今度は許してもらい、スタートで「10秒食らって小舘さんを先に行かせたのに、リグループがぐちゃぐちゃで、また後ろなった」旨を言い、なんとか小舘さんと2分空きにしてもらう。
どちらにしろ追いつかれるが、前半より後半で追いつかれたほうが抜かさせやすい。下手をすれば、その後も来かねないし…
予想通り後半で追いつかれたが、あまりロスなく抜かさせることができたと思う。

SS7 Pawse Kamuyは、なぜか2回目は15秒タイムアップしていたのに、3回目は1回目とほぼ同じタイム。ぜんぜん怖くないので、もう少し「大丈夫かなー」くらい思わせてくれてもいいですよ。

そして、最後のSS8 Rikubetsu Longをこなして、ちょこちょこあったけれど、無事1日目終了。
後ろに2台もいるので可能な限りアーリーでサービスイン。
恭子さんが、細かい調整をかけてもコントロールを完ぺきにこなしてくれるので、本当に助かる。

たぶん、これはレッキから帰ってきたときの写真だけど。車がきれいすぎる…

Day2

SS9 Ikedaは相変わらず1本目はぐちょぐちょでぜんぜんグリップしない一昨年と同じような路面状況。
でも路面に合わせた適度な速度で、路面のできるだけよさそうな所をはずさないようにゴール。
雨の野沢に行った甲斐があった?
なんと2番手タイムですよ!! 多分初?

SS10 Otofuke Reverse。
私は臆病なので、争いをしていないならここもサイドの強い88Rで走りたいんだけど、74Rが正解と言う周りの言葉が強く74Rで来た。
いや、私も74Rが正解と言うのに異論はないのですけれどね。
まあ、88Rじゃタイム比較もできませんし、バーストさせないならそれでよいでしょう。

2回目のSS11 Ikeda。
路面はかなり乾いてきていて普通に走れる感じ。
明らかな失敗はサイドを戻すのがちょっと遅かったくらいで、全日本ラリーに出ている人としては及第点かな。

そして、いよいよ最終SS Otofuke Reverse。

しかし3台ほど前でスタートが止まる。
藤原さんが、かなりひどいリタイヤをして道をふさいでFIVが出るらしい。
ということで、今年も最終SSは走れず。
最終SSゴールして握手する感動シーンは、今年もお預け。

まあ、そのおかげで無事ゴールできたのかもしれないけど。

SS内では原口さんがリタイヤしている。1日目もうちょっとゆっくり走っていて、2日目藤原さんの後ろでのスタートになっていれば、完走ゴールとなったのに。
ラリーはほんと、何が災いするかわからない。

ということで、今年も楽しい北海道は終わり。

残りはあと一戦。

  • Series: 2025 JAF 全日本ラリー選手権 第6戦
  • Event: RALLY HOKKAIDO
  • Date: 2025年9月5日〜7日
  • Place: 北海道
  • Result: JN4 5位 Dr.鶴岡雄次
  • Service Crew: 大谷竜三、山部恭裕、嶋住美佳、佐藤智紀、福島賢大郎、田邉優汰、鶴岡恭子

コピーを置くのは気が引けるけど、Sportityがいつ無くなるかわからないからなあ。