DIRT-SPRINT in INABE

全日本ダートラいなべサービス。

3月の開催時には、仕事は忙しくてスキップした新しい会場のいなべ。

雨でひどいことになったらしく、「行けなくて良かった」とその時は思ったが、今回も雨。

今回は、ヨレとキャラバン+ランサーを載せたトレーラーで往復することに。
もちろん牽引免許はないので、運転はできない。
ほんと、役立たずなサービスだねえ。

いなべのコースはバイクのダートコースを車も走れるようにしたらしい。
全日本ダートラでバイクを受け入れる余裕がないタイミングを狙ってか、重機でモトクロスコースの改修をやっていた。
車が走るコース自体も、普段はバイクも走っているんだろう。

公開練習日。
初めてのコースなので久々に完熟歩行時に歩かせてもらう。
路面は圧はかけられているが、もともとが土なので濡れればかなり滑りそう。
途中から雨が降り出し、けっこうひどいことに。
平塚とヨレは、走行スキップ。
さてさて、明日はどうなることやら。

本番。
1本目、山部さんが右フロントロアアームを曲げ、2本目はバースト。後走の正人さんもその影響でダメダメ。
そういえば、ダブルエントリーでタイヤ交換が禁止されてから、バーストによるタイヤ交換は初めてな気がするなあ。還暦近いとタイヤ抱えて走るのはさすがに疲れる。
福島は、2本目に勝負のフロント95Rで行くが、3気筒になったとかで撃沈。
ヨレ、平塚は1本目のヨレのスタート直後にターボが回らなくなって1本目は走っただけ、2本目はDNS。

勝負をかけた福島君には期待して、珍しくギャラリーしたんだけど…

以上、さんざんな結果。

路面もウェットだったこと、運営も新しいコースで不慣れなこともあって、他の方々もかなりひどい状況で、最終号車がゴールしたのは午後5時過ぎ。

コース整備自体はとても上手にされていたが、素材がまだまだだっということかな。

いつもに比べてヨレと長話できる道中は楽しかったが、やっぱり成績が良い方がいいなあ。

  • Series: 2025 JAF 全日本ダートトライアル選手権 第7戦
  • Event: DIRT-SPRINT in INABE
  • Date: 2025年9月20日〜21日
  • Place: :いなべモータースポーツランド
  • Result: 鈴木正人 PNE1 6位、山部恭裕 PNE1 7位、福島賢太郎 SA1 14位、平塚忠博 SC 12位、ヨレヨレトモキ SC 11位
  • Official Result: http://www.t-zest.com/2025jdc7_inabe/2025jdc7_inabe_result.pdf

結婚30周年旅行 3日目

朝食を食べ、もう一度名残惜しい部屋付き露天風呂に入る。

もう、こんな部屋に泊まることもないかもしれないから堪能する。

そして出発。

宿の駐車場に車を置かせてもらって、来る途中にも見かけた五代松鍾乳洞に歩いて行く。徒歩20分程度?

行者の修練場の脇を抜けて、道沿いの鍾乳洞入口らしきところに着くと、なんとそこからは、モノレール?トロッコ?で鍾乳洞まで登って行くらしい。

確かに、レール一本なんだが…

しかも20分に1往復程度で定員8名。午前中ほぼ満席。

たった1つ残っていた次の便の席にJikoちゃんを乗せて、私は歩いて登って行くことにする。10分強の道のりだが、結構きつい登りで、山歩きできる根性がない人にはお勧めできない。

まあ、山歩きよりは楽ですけどね…

鍾乳洞はガイドさん同行の上、ヘルメットをかぶって入る。

ヘルメット??と思ったが、洞窟内は本当に狭く、ガンガン頭をぶつけた。インディ・ジョーンズの世界だ。
だが、秋吉台などの大きな鍾乳洞よりも、ずっと面白い。
鍾乳石を見るというよりも、洞窟探検を楽しむ感じだけれど…

遊園地の乗り物ですな

他にも行ってみたいところは山のようにあったが、帰り道も長いので午前中に洞川温泉を発つ。

近ければ、あと数回は来ても飽きないだろうなあ。残念ながら、熊野古道をJikoちゃんと歩くのは無理だろうけれど。
元気なうちにまた来よう。

そして、ラリーコースほぼそのままで、明日香村での昼食を経由して名阪国道から帰る。

御在所SAの赤福かき氷でご満悦

30年間、本当にありがとう。

結婚30周年旅行 2日目

朝風呂の時、建屋の裏を見るとダムでせき止められた十津川が美しい。

出発する前に「奈良に行く」と言ったら、「十津川村に行きたい」と言われた。
「なんで一日目の宿を知ってるんだ?」と思いながら、「なんで」と聞くと、人力ロープウェイとやらがあるらしい。

ということで、まずは人力ロープウェイ「野猿」のあるホテル昴へ。

ロープウェイというが、大人がギリギリ入れるくらいの木の箱が、両岸をつなぐワイヤーに吊り下げられていて、乗った人がロープを引いて進むという、なかなかすごいもの。

たっての希望で来たJikoちゃんは、乗って対岸まで行くが…

若干高くなっている出発地点に、自力では帰って来れない…

結局、私が岸からロープを引っ張ることに。

体力に自信のない女性や子供が一人で乗るのはお勧めできない。

汗だくです、。お疲れさまでした…

観光協会のホームページによれば、昔は生活の足だったということだけれど、これに乗るなら、川をロープを伝いながら渡った方が楽なんじゃ??

【十津川村観光協会】 野猿(やえん)

そして、昨晩宿への道中で通り過ぎた熊野新宮に。

十年以上前、南紀白浜に来た時にレンタカーで訪れたはずだが、Jikoちゃんは覚えていなかったようだ。

お参りすると言うのだが、長い階段が記憶に残っていた私は「本当に??」。

それでも、根性無しのくせに目の前の餌には食いつくので、しっかり登頂。

「やめておけば」と言うと、必ず登る(笑)

私はちょうど暑かったし手持ちが無くなっていた八咫烏の扇子をお土産に購入。

ご利益は「道に迷った人を導いてくれる」らしい、ラリーでペースノートのロストからの回復が速くなるといいなあ。

そして、山の中の道を通り、本日の目的地洞川温泉へ。

道中、奈良の山中の美しい風景に車を止めたり、道の駅に立ち寄り「筏の川下り」に次回は乗りたいな、と思ったり。

そして、洞川温泉には、5月にラリーで通った道を経由して向かう。

珍しくラリー中に風景に感動した場所を再訪。
古い鉄の橋に並んでとまるトンボに出会う。

その先の道は、かなりすごい状態で、間違えたのかと思わんばかり。

ラリーの時はあまり感じなかったということは、スイフトの足はやっぱりいいんだなあ。

と、だんだん記憶にある風景が出てきて、無事逆ト左のコマ図も出現。

そして、洞川温泉到着。

本日の宿は、角甚。

この、道路に面する縁側は、行者さんが最初に腰を下ろすためだったらしい。

奈良の旅館|洞川温泉・大峯山 角甚

大奮発で、部屋付き露天風呂。
たぶん人生でトップクラスのお値段だけれど、それに見合うかな(Jikoちゃんは結構寝ていたけど…)。

ちょうど探索イベントをやっていたので、クイズを解きながら散策。

ラリーで通り過ぎたときには宿場町だと思っていたけれど、行者さんが山に出入りする時に泊まる町だったのね。
大峯山龍泉寺といえば、役行者だった。

そうそう、散策の途中にこれもたぶん人生で一番高価なTシャツを買った。と言っても墨絵の(私としては)ネタ絵もの。

散策の後は、部屋の風呂に入って夕食。

恒例、お食事のフォトセッション

そして、おなか一杯になったJikoちゃんは柔らかい布団に入って寝てしまう。

ええと、ここは夜は軒先にならぶ提灯の風景が素敵なんですけど… ということでひとりで、再び散歩…

そして、夜10時、提灯が消えたころに目覚めるJikoちゃん。もったいない。

まあ、大浴場にでも入ってください。

私も大浴場に行くと、宿の人が先に入っていた。脱衣所からもわかる、いろいろ掃除をしながら入浴している気配。そういう気配りがあるスタッフがいるのがいいねえ。

結婚30周年旅行 初日

目的地は奈良。
飛鳥ラリーで私にしては本当に珍しく感動した自然の風景、そして宿場町。
2日目には、かなり宿を奮発。

遠いので珍しく午前7時前に出発。
が、3連休の渋滞はすさまじく、海老名SAに着いたのは午前10時。三連休だからか。

その後は、結構順調に進むが、熊野に着いたのが午後5時。
宿に着いたのは、午後6時。
海岸に立ったのと、SAに寄ったのを除けば、ほとんど観光はできなかった。

熊野の海岸。なんとなく房総に雰囲気が似ている

今日の宿は、民宿やまとや。
ドライブインが民宿を併設しているという珍しい宿。
しかも、食事はドライブインで。ということで、あまり期待はしていなかったのだけれど…
シェフや料理長がいるというような立派なものではないけれど、地元のちょっと豪華な食事という感じで悪くない。というか鮎なんかは、かなり美味。

温泉は、独立したきれいな建屋で民宿としてはかなり立派。

また、ここいら辺に来ることがあれば泊まりたい。来ることはないと思うけれど…

十津川村で 宿泊・日帰り温泉 | 民宿やまとや |

RALLY HOKKAIDO

出発

今回は、ちょっと飛行機の出発時刻が遅いのでだいぶ楽。
羽田のパン屋で、モーニングを食す。

帯広に着いたら、レンタカーを借りてさっそくミスコース。
延々南へと進み襟裳岬。拓郎ファンとしては足を運びたかったところ。

まさに、「何もない」

帰路に牧場のアイスクリーム。
が、カムイの時に知った北海道夏のアイスクリームラリーは、1週間前に終わっていた。残念。

北愛国サービスパークについたのは午後3時過ぎ。車は全部トレーラーから降りて、4t車もサービステント化していた。
まあ襟裳岬に行くために朝7時台の飛行機に乗ったので(うん運賃が安いとかいう理由じゃないと思う)、そこいらへんは許してもらおう。

無事受付を済ませて、あとは私の仕事は書類の確認程度。

今年の宿はホテルボストン。初めての利用。

お手頃値段で、なにより1回の温泉大風呂がうれしい。

夕食は歩いて10分ちょいのいつもの居酒屋。
車に乗れる人数が半端なので、私は徒歩でクランベリーによってふたたびソフトクリームを食べ、ケーキをお土産に買う。

レッキ

今回は、レッキはOtofuke Reverseから。
オープンは9:10ということで、宿で朝食を食べていける。
と、てんこ盛りの朝飯。
久々にたらふく食べての一日のスタート。

Pawse Kamuy Short。
この向きで走ったのは、尚のDC2の横が最後だろうか。
ということで、ペースノートは新規に起こす。

Rikubetsu Long。
毎度おなじみ、陸別。
ここはもう20年以上前のWRCから変わらない。
だいぶ草が無くなって視界は変わったけれど、たぶん頭の中でペースノート作れそう…

Yam Wakka Reverse。
10年以上前に走った気もするが、そんな前の他人のノートを起こして使うわけがない。
ながーいけれど、たっぷり寝たので集中力も途切れず。

SSS Ikeda。
ここも使い始めた2年前と変わらず。
ウェットにならないといいなあ。

と、5か所のSSは、毎年向きが変わるだけで同じ道。
同じ道なら、そろそろペースノートの制度を上げるだけではなく、速く走るための付加情報を入れるようにすると、もっと落ち着いて速く走れるかも。
自分のことだけを言えば、別の道も走りたい、やることは増えるけど…

そして、最後にいつものGSに寄って洗車。
私は、ここがお気に入りなのだけれど、ほかにももっと良いところがあるのかな。
値段、環境ともになかなか、これ以上のところはない気がするけれど。

夜はウェルカムパーティー。
肉も野菜もおいしいし、地元に方々の歓迎の気持ちはありがたいのだけれど、私はまだやるべきことが終わっていないのだ。

今年は、花火が上がってる。

車検日

車検、そして、駅前のラリーショーからセレモニアルスタート。

私はと言えば恒例の六花、おっと、これは内緒だ。

まあ、写真だけは…
暗い方が絵になると思うのだが、難しいのかな
手を振っている。私も大人になった…

私には休養日みたいなものだな。

Day1

SS1 Pawse KamuyでSSフィニッシュ後、すぐに小舘さんが後ろからやってくる。

SS2 Rikubetsuに向かう道、恒例の応援看板。すでに先手を打たれてました…

これは、明らかにSS3 Yam Wakka Reverseで追いつかれると、TC3のインを1分遅らせて、後ろから入る。

が、SS3フィニッシュでは後ろじゃないはずの原口さんがすぐ後ろに。間の松原さんがSS1でリタイヤしてスタートが詰まったようだ。

SS4 Pawse Kamuyで、再度1分食らって原口さんに先に行ってもらうが、これは大失敗。

たとえタイムが大きく離れても、追いかけるための努力は怠りなく。

陸別のサービスアウトのリグループがまたしてもぐちゃぐちゃ。去年の失敗を繰り返している…
そして、せっかくペナルティ食らってまで原口さんの後ろに回ったことは無意味に。

さらにSS6 Yam Wakka Reverseのスタートで、後ろは再び先に行かせたはずの小舘さんに。
同じ車を2回先に行かせるのはこちらもたまらないので、小舘さんには今度は許してもらい、スタートで「10秒食らって小舘さんを先に行かせたのに、リグループがぐちゃぐちゃで、また後ろなった」旨を言い、なんとか小舘さんと2分空きにしてもらう。
どちらにしろ追いつかれるが、前半より後半で追いつかれたほうが抜かさせやすい。下手をすれば、その後も来かねないし…
予想通り後半で追いつかれたが、あまりロスなく抜かさせることができたと思う。

SS7 Pawse Kamuyは、なぜか2回目は15秒タイムアップしていたのに、3回目は1回目とほぼ同じタイム。ぜんぜん怖くないので、もう少し「大丈夫かなー」くらい思わせてくれてもいいですよ。

そして、最後のSS8 Rikubetsu Longをこなして、ちょこちょこあったけれど、無事1日目終了。
後ろに2台もいるので可能な限りアーリーでサービスイン。
恭子さんが、細かい調整をかけてもコントロールを完ぺきにこなしてくれるので、本当に助かる。

たぶん、これはレッキから帰ってきたときの写真だけど。車がきれいすぎる…

Day2

SS9 Ikedaは相変わらず1本目はぐちょぐちょでぜんぜんグリップしない一昨年と同じような路面状況。
でも路面に合わせた適度な速度で、路面のできるだけよさそうな所をはずさないようにゴール。
雨の野沢に行った甲斐があった?
なんと2番手タイムですよ!! 多分初?

SS10 Otofuke Reverse。
私は臆病なので、争いをしていないならここもサイドの強い88Rで走りたいんだけど、74Rが正解と言う周りの言葉が強く74Rで来た。
いや、私も74Rが正解と言うのに異論はないのですけれどね。
まあ、88Rじゃタイム比較もできませんし、バーストさせないならそれでよいでしょう。

2回目のSS11 Ikeda。
路面はかなり乾いてきていて普通に走れる感じ。
明らかな失敗はサイドを戻すのがちょっと遅かったくらいで、全日本ラリーに出ている人としては及第点かな。

そして、いよいよ最終SS Otofuke Reverse。

しかし3台ほど前でスタートが止まる。
藤原さんが、かなりひどいリタイヤをして道をふさいでFIVが出るらしい。
ということで、今年も最終SSは走れず。
最終SSゴールして握手する感動シーンは、今年もお預け。

まあ、そのおかげで無事ゴールできたのかもしれないけど。

SS内では原口さんがリタイヤしている。1日目もうちょっとゆっくり走っていて、2日目藤原さんの後ろでのスタートになっていれば、完走ゴールとなったのに。
ラリーはほんと、何が災いするかわからない。

ということで、今年も楽しい北海道は終わり。

残りはあと一戦。

  • Series: 2025 JAF 全日本ラリー選手権 第6戦
  • Event: RALLY HOKKAIDO
  • Date: 2025年9月5日〜7日
  • Place: 北海道
  • Result: JN4 5位 Dr.鶴岡雄次
  • Service Crew: 大谷竜三、山部恭裕、嶋住美佳、佐藤智紀、福島賢大郎、田邉優汰、鶴岡恭子

コピーを置くのは気が引けるけど、Sportityがいつ無くなるかわからないからなあ。